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ラグビー女子日本代表、今年得た自信と学びを来夏のRWCで!

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レスリー・マッケンジーHC

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10月29日、女子日本代表シーズン総括会見が行われた。レスリー・マッケンジーHCが3勝1分6敗に終わった今季のテストマッチの総括と来夏イングランドで開催される『女子ラグビーワールドカップ(RWC)』への意気込みを語った。

「今年の総括としてはポジティブに思っている。選手がスコッドとして成長するためのエフォート、個人として成長するためのエフォートを認めたい。『WXV2』では南アフリカ戦、スコットランド戦、ウェールズ戦でしっかりしたパフォーマンスを見せた。しかし同時に、打ち負かすには至らなかった。ここまで成長しているが、あと9か月、どれだけ成長できるか。何をすべきかはわかってるので、成長するためのエフォート、勇気が必要。
9か月後の『RWC』には参加するだけではなく、私たちは戦いにいく。ほかの国も成長している中、私たちも加速して成長しないといけない。選手たちは国内に戻って来たが、クラブレベルに戻らないことが大事。サクラフィフティーンとしてトレーニングの質、フィジカル、戦術のスタンダートを示すことが、3か月後のキーとなる」

『RWC2025』での目標を問われると、指揮官はこのようにコメントした。
「今大会より16チームが参加するので、これまでよりも明確なターゲットとなった。プール戦を突破するには2勝する必要がある。最初のアイルランド戦で勝てばいろんな可能性が広がる。我々はアイルランド、スペインに勝って、準々決勝へ進みたい」

初のベスト8入りを実現するために必要な成長を聞かれると、マッケンジーHCはこう答えた。
「私たちはスキル、フィジカル、タクティクスすべてでエクセレントでないといけない。我々は大きくてパワフルな選手が揃っているわけではないし、どんどん点が取れるわけでもない。だが、22mラインまでいってドライビングモールで前進することができるようになった」

同日、FL長田いろは主将(アルカス熊谷)とSH津久井萌(横河武蔵野アルテミ・スターズ)もオンライン取材を実施。今年の手応えと来年の抱負を口にした。
長田「今年はテストマッチが多かったので感謝したいし、若いチームに経験が必要だったので感謝している。勝って自信を付けることができず悔しいシーズンとなったが、『RWC』と『WXV2』の切符を勝ち取り、フィジーにも勝利を掴むことできて、自信につながった。『WXV2』は勝てなかったが、昨年の大敗したスコットランドに7点差まで持ち込んで自信になった。今季は準備に対する自信を感じることができ、ゲームから学ぶことが多かったので来年勝利に結びつけられるよう努力していきたい。
『RWC』は女子ラグビーが盛り上がってきているので、日本でも私たちサクラフィフティーンが盛り上げていきたい。どの試合もチャレンジングで簡単な試合ではないが、サクラフィフティーンのラグビーで勝利するために残り9か月準備していきたい」
津久井「今季10試合あったのは経験値になったし、『WXV2』では結果は残せなかったが、勝利に近付けるようになったのは私たちの成長だと思う。『RWC』は相手も決まって、アイルランドがニュージーランドに勝ったり、スペインも『WXV3』で優勝したり波に乗っているチームと戦うことはワクワクしている。私たちも今季成長できたと思うので、さらに細かいところまで準備して、『RWC』に臨みたい」