東西若手講談師がしのぎを削る『神田松麻呂・旭堂一海二人会 東京編』
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『神田松麻呂・旭堂一海二人会 東京編』ビジュアル
映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。
【水先案内人 長井好弘のおススメ】
上方講談期待の星・旭堂一海を東京で聴くことが出来る貴重な会。数が少ない、分裂している、知名度がもう一つと、ナイナイづくしの状態が続いていた上方講談だが、ここ数年、一般社団法人となった「なみはや講談協会」の積極的な公演活動などによって、東京とは一味違う面白い高座が演芸ファンの目に触れる機会が急増している。
その中で、活きの良い若手の代表格と言える一海が、明るく歯切れの良い高座ぶりと、師匠・旭堂南海に仕込まれた上方ならではの連続物を含むネタの豊富さで、大いに注目を集めている。
迎え撃つ東京方の気鋭・神田松麻呂も、うかうかしてはいられない。伸び盛りの若手の芸と、講談そのものの「今」を知るために、最適の会であるのは間違いない。
<公演情報>
『神田松麻呂・旭堂一海二人会 東京編』
2024年11月11日(月) 東京・スタジオフォー
開場 18:30 / 開演 19:00
■出演
神田松麻呂
旭堂一海
■チケット
前売:2,500円
当日:2,800円