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ダブルだけは許さない! 無風状態でも川崎Fの変わらぬ矜持!!

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小林悠(川崎フロンターレ) (C)J.LEAGUE

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同じ相手に2度負けるわけにはいかない。川崎フロンターレの矜持はシンプルである。順位は10位と無風状態だろうが、鬼木達監督が今季限りで退任になろうが、シーズンダブルを許すわけにはいかない。第33節は第7節ウノゼロで屈したFC町田ゼルビアを4-1で下し、前節も第15節1-3でやられたガンバ大阪に81分小林悠の同点ゴールで1-1に持ち込んだ。ここまで苦しい戦いが続く川崎Fだが、リーグ戦では同じ相手に2度黒星を喫してはいない。だからこそ、『明治安田J1リーグ』第35節も第4節に1-2の逆転負けを許した鹿島アントラーズに負けるわけにはいかないのだ。

10月30日、オンライン取材を実施した鬼木監督はこうコメントした。
「アウェイで負けているので、選手たちには同じ相手に2度負けてはいけないという話をしている。ホームで内容を含めて、勝つ姿をサポーターに見せたいし、ひとつでも順位を上げていくのが自分の仕事だと思うので、目の前の試合に集中している」

10月9日・13日の『JリーグYBCルヴァンカップ』プライムラウンド準決勝はアルビレックス新潟に2連敗を喫し、『AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25』も10月1日のリーグステージMD2・広州戦は0-1、MD3・上海申花戦は0-2と負けが込むが、鬼木監督はポジティブだ。
「『ACLE』は残念な結果になったが、リーグ戦に限って言えば直近2連勝、ガンバ戦は引き分けと流れは悪くない。今すべてが五分、勝ちも負けも引き分けも五分なので、勝ち星をプラスにしていこうという話をしている」

優勝争いから脱落した鹿島は今月に入ってランコ・ポポヴィッチ前監督から中後雅喜新監督へ指揮官が電撃交代。新監督のスタイルを分析しづらい状況だが、鬼木監督は「アントラーズはアントラーズだ」と言う。
「監督が代わられて1試合なので、こことは言いづらいが、本来持っている球際や個の能力をシンプルに押し出し、規律もしっかり出ている印象があるので、そこは警戒しないといけない。そういうものを出させないのが大事だと思う。主導権を握ることが大事。主導権を握るのは別にボールを握ることではなくて、リスクを恐れずに戦うこと、シンプルにどんどん空いているところに侵入することも重要」

鹿島戦でもフロンターレらしさを貫くつもりだ。
「自分らしさを押し出すこと。ボールを大事にし、ゴールにこだわること。速い攻めや遅い攻めなどゴールを奪うために何が最適かを全員で共有したいし、いい守備からのいい攻撃を大事にしたい。鹿島はセットプレーやカウンタ―、ロングボールのこぼれとか、一発で仕留められる選手がいるので、気を抜かないことが大事」

また鬼木監督は鹿島へ今季移籍し、ボランチとしてその才能を開花させた知念慶のパフォーマンスに目を見張っていた。
「春先に見た時よりもどんどん良くなっている。ボールを奪いにいくタイミング、取り切る迫力が研ぎ澄まされている感じがする。鹿島のボランチとして欠かせない存在になっている。ボールを取り切る力は前線の時でもあったが、あれだけ中盤としてゲームの状況を把握して奪いにいくというのは見ていても上手になっているし、切り替えとか自分が戻る場所もよく理解している」

果たして、川崎Fが白星を先行させるのか、それとも鹿島が中後体制初勝利を飾るのか。『明治安田J1』第35節・川崎F×鹿島は11月1日(金)・Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuにてキックオフ。チケットはチケフロ(Jリーグチケット)にて発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。

チケフロ(Jリーグチケット)
https://www.jleague-ticket.jp/

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