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「ラブ・ネバー・ダイ」初参加の橋本さとしは「新人賞を総なめに」と気合い十分

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ミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」製作発表会見の登壇者。(撮影:渡部孝弘)

ミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」の製作発表会見が、10月30日に東京都内で行われた。

「ラブ・ネバー・ダイ」は、アンドリュー・ロイド=ウェバーが音楽を手がけたミュージカル「オペラ座の怪人」の後日譚。2010年にイギリス・ロンドンで初演され、日本では2014年に初演された。今回は、2019年に続いて3回目の公演となる。

会見にはファントム役の市村正親、石丸幹二、橋本さとし、クリスティーヌ役の平原綾香、笹本玲奈、真彩希帆、ラウル・シャニュイ子爵役の加藤和樹、メグ・ジリー役の星風まどか、小南満佑子、マダム・ジリー役の春野寿美礼が出席。なおラウル・シャニュイ子爵役の田代万里生、マダム・ジリー役の香寿たつきはスケジュールの都合で欠席した。

会見ではキャストが劇中歌を披露。市村と石丸が「君の歌をもう一度」を歌ったほか、真彩、加藤、星風、小南、春野が「懐かしい友よ」、橋本と加藤が「負ければ地獄」、そして平原と笹本が「愛は死なず」を歌唱した。その後は改めてキャストが思いを語る。「オペラ座の怪人」「ラブ・ネバー・ダイ」の両方でオリジナルキャストを務めた市村は「ファントムを初めて演じたのが39歳のとき。10年後のファントムを描いた作品があると聞いて運命的な何かを感じ、『やらざるを得ない』と思ったし、こんなに幸せなことはない」、「オペラ座の怪人」でラウル役を演じた経験を持つ石丸は「今こうして大先輩の市村さんと共にファントム役ができることにやはり運命を感じるし、このチャンスを生かしていきたい」とコメント。初出演の橋本は「新人の橋本さとしです。この歳までとったことがない新人賞を総なめにしたい」と笑いを誘った。

「ラブ・ネバー・ダイ」でミュージカルに初挑戦した平原は「歌うこと、演じること、大切なすべてを教わった」と話す。また実生活で父との別れを経験した平原は、市村から「俺がお父さんになってやる」と言葉をかけられたことを明かしつつ、「クリスティーヌがファントムに寄せる思いと同じなので、リアルにできると期待しています。期待しちゃって良い?」と市村に投げかけると、市村が「大丈夫だよ!」と力強くリアクションした。

過去の「ラブ・ネバー・ダイ」でメグ・ジリーを演じた笹本は「クリスティーヌ役として帰ってこられたのは本当に光栄です。私にとっては本当に挑戦ですので、心も身体もクリスティーヌとひとつになって演じたい」と言葉に力を込める。また真彩は「宝塚歌劇団でモーリー・イエストンさんのクリスティーヌを演じたあと、アンドリュー・ロイド=ウェバーさんの『オペラ座の怪人』のクリスティーヌにもいつか触れてみたいと思っていました」と言い、「人によって声帯も声の響きも違いますから、さまざまなキャストの組み合わせで、それぞれどんなハーモニーが生まれるのか楽しみ」と期待を口にした。

公演は来年1月17日から2月24日まで東京・日生劇場で行われる。

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