『セツアンの善人』未公開舞台写真9点が到着 葵わかな&木村達成のコメントも
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舞台『セツアンの善人』より (撮影:細野晋司)
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『セツアンの善人』は、第2次世界大戦中、ナチスにより市民権を剥奪されたドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトが亡命先で執筆し、1943年にスイスのチューリッヒで初演された。神様が地上に降りてきて善人を探すという本作は、ブレヒト作品を代表する寓意劇として、今も世界各地で上演を重ねている。
心優しき女性シェン・テと、シェン・テの分身である架空の従兄シュイ・タを一人二役で演じる葵わかな、シェン・テが恋に落ちる失職中のパイロットのヤン・スン役の木村達成に加え、神様と交信する水売りのワン役で渡部豪太、息子を溺愛するヤン・スンの母親のヤン夫人役で七瀬なつみ、シェン・テが買い取ったタバコ屋の元オーナーである未亡人のシン役であめくみちこ、シェン・テのタバコ屋に居座る大家族の祖父役で小林勝也が出演。また下界で善人探しをする人間臭い3人の神様をラサール石井、小宮孝泰、松澤一之が演じる。演出は、世田谷パブリックシアターの芸術監督である白井晃が手がける。
東京公演は2024年10月16日に東京・世田谷パブリックシアターで開幕し、11月4日に千秋楽を迎えた。11月9日(土)・10日(日) には兵庫公演として兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールでの上演を控えている。葵と木村はそれぞれに、東京公演を終えての思いと兵庫公演に向けての意気込みのコメントを寄せた。
■葵わかな コメント
無事に東京千秋楽を迎えることができました。
ほっとする気持ちと、寂しさとが混じった気持ちです。
毎公演、新しい解釈や表現が生まれるような体験をしていました。
観に来てくださるお客様が違えばどんどん変わっていくのがとても面白くて心地よく感じていました。
残すは兵庫公演の2回となりましたが、また違う劇場で、違う土地でどんな作品になっていくのか、楽しめたらなと思います!
ぜひ劇場でお待ちしてます。
■木村達成 コメント
『セツアンの善人』東京公演が、力強い拍手に包まれながら無事終了しました。ありがとうございました!
今週末は兵庫公演です。
僕、個人的には2022年ミュージカル『四月は君の嘘』と『管理人』以来の兵庫公演となります。
舞台は、観客の皆さまがあって成立するということを改めて痛感する作品です。
劇場でお待ちしてます。
<公演情報>
『セツアンの善人』
作:ベルトルト・ブレヒト
音楽:パウル・デッサウ
翻訳:酒寄進一
上演台本・演出:白井晃
訳詞・音楽監督:国広和毅
【出演】
葵わかな、木村達成、渡部豪太、七瀬なつみ、あめくみちこ
栗田桃子、粟野史浩、枝元萌、斉藤悠、小柳友、大場みなみ、小日向春平、佐々木春香
小林勝也、松澤一之、小宮孝泰、ラサール石井
【東京公演】※公演終了
日程:2024年10月16日(水)~11月4日(月・休)
会場:世田谷パブリックシアター
【兵庫公演】
日程:2024年11月9日(土)・10日(日)
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2452837
『セツアンの善人』公演ページ:
https://setagaya-pt.jp/stage/16042/
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