ミュージカル『グラウンドホッグ・デー』ビジュアル
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すべて見る同名の映画(邦題は『恋はデジャ・ブ』/1993)を原作に、2016年にロンドンで初演されてオリヴィエ賞に輝き、2017年にはブロードウェイにも進出して高い評価を得たミュージカル『グラウンドホッグ・デー』。その後各国で上演され、2023年にはロンドンで早くも再演された人気作が、明日11月11日(月)に東京国際フォーラム ホールCにて日本初演の幕を開ける。演出を手掛けるのは、舞台・映像を問わず、数々のコメディ作品を世に送り出している福田雄一。主演とヒロイン役は、福田とは初タッグとなる桐山照史と咲妃みゆがそれぞれ務め、“福田組”常連の戸塚純貴と川久保拓司らが脇を固める。
表題の「グラウンドホッグ・デー」とは、アメリカやカナダで毎年2月2日に行われている、春の到来を予想する行事のこと。桐山演じるテレビの人気天気予報士フィルが、ペンシルベニア州の小さな田舎町で行われるこの行事を実況中継するため、アソシエイト・プロデューサーのリタ(咲妃)、カメラマンのラリー(川久保)と共にこの町にやってくるところから物語が始まる。
傲慢で自己中心的なフィルは、退屈な田舎町での仕事に文句タラタラ。そっけなく中継を済ませて町を後にしようとした時、吹雪が町を襲って道路が閉鎖され、やむなくもう一泊することになる。夜が明けると、ラジオDJは前日と同じようにグラウンドホッグ・デーの到来を告げ、町でも前日と同じように、民宿のおばさんや高校時代の同級生ネッド(戸塚)に遭遇。フィルはタイムループに巻き込まれ、同じ1日を永遠に繰り返すことになってしまったのだ。この特権を利用しようと、ある時はナンシー(豊原江理佳)と一夜限りの遊びを楽しんだり、ある時はリタを口説いてみたりと、大暴れするフィルだったが――?
原作映画と同じダニー・ルービンが脚本を、『マチルダ』のティム・ミンチンが音楽を手掛けた世界的ヒット作を、福田とキャスト陣が日本版としてどう生まれ変わらせるかに注目が集まる。
文:熊田音子
<公演情報>
ミュージカル『グラウンドホッグ・デー』
脚本:ダニー・ルービン
音楽・歌詞:ティム・ミンチン
演出:福田雄一
翻訳・訳詞:福田響志
出演:桐山照史 咲妃みゆ 戸塚純貴 豊原江理佳 川久保拓司
家塚敦子 井上花菜 岡田誠 可知寛子 ぎたろー 小山侑紀 坂元宏旬 高橋卓士 竹内真里 茶谷健太 常住富大 伯鞘麗名 堀江慎也 横山敬 横山達夫
高山裕生 田中真由
【東京公演】
2024年11月11日(月)~22日(金)
会場:東京国際フォーラム ホールC
【大阪公演】
2024年11月27日(水)~12月1日(日)
会場:新歌舞伎座
【愛知公演】
日程:2024年12月5日(木)~8日(日)
会場:御園座
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/groundhog-day/
公式サイト:
https://groundhogday.jp/
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