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台湾ドラマ「悪との距離2」ティザー映像公開、ヴィック・チョウらがイベントに登場

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「悪との距離2」会見に参加したキャストたち。左からヴィック・チョウ、バイ・ルンイン、リウ・ツーチュアン、シュエ・シーリン

台湾ドラマ「悪との距離2」(原題「我們與惡的距離2」)の会見が、台北で開催中の「2024 TCCF クリエイティブコンテンツフェスタ(Taiwan Creative Content Fest)」内で11月6日に実施され、キャストのヴィック・チョウ(周渝民)、シュエ・シーリン(薛仕凌)、リウ・ツーチュアン(劉子銓)、バイ・ルンイン(白潤音)らが登壇した。

社会派ドラマ「悪との距離」は殺人事件に関係する人々をさまざまな角度で描く物語。日本では2019年に初放送され、台湾の金鐘奨で6部門の受賞を果たした。新作「悪との距離2」では20年にわたるストーリーが紡がれ、刺傷事件、列車の脱線、議会の衝突といった出来事に影響を受けた6つの家族が映し出される。監督のリン・ジュンヤン(林君陽)は「加害者・被害者の関係を描いています」「3つのドラマを同時に作るようなもの」と述べ「舞台となるのは架空の場所ですが、台湾中南部をイメージしています」と伝えた。

妻子を事故で失った精神科を演じたヴィック・チョウは「感情的な役で、彼は激しい悲しみ、崩壊、制御できない怒りを持つような瞬間がありました」と回想。シュエ・シーリンは自身が演じた二世議員について「理想主義的な人物です。自己実現と伝統的な政治の間で揺れ動くキャラクター」と言い「サンドイッチの具のよう」と板挟みとなる状況を表現した。

殺人犯を演じたリウ・ツーチュアンは、家庭環境や社会状況が彼をある悲劇的な行動へと駆り立てるのだと明かす。「私自身は役とは違う性格なので、役作りが大変でした。とにかく友達に聞いたり相談したりしました」とも話した。15歳のバイ・ルンインはある暴力的な出来事によって崩壊する家庭の息子を演じており「周囲の人は助けてくれず、とにかく自分が強くならないといけないと感じているような青年です」と説明した。同シリーズは2025年にリリースされる予定だ。

「2024 TCCF クリエイティブコンテンツフェスタ(Taiwan Creative Content Fest)」は、台湾・文化部(日本の文科省に類似)によって創設された台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー(TAICCA)が主催するコンテンツビジネスの祭典。11月8日まで開催される。