昌子源(FC町田ゼルビア) (C)J.LEAGUE
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すべて見る五度目の正直である。FC町田ゼルビアが『明治安田J1リーグ』第36節でFC東京を迎え撃つ。町田は昨季から国立競技場でのホームゲームは2分2敗。国立を鬼門にしたまま、今季を終えるわけにはいかない。そして、首位ヴィッセル神戸とは勝点7差だ。残り3試合、奇跡の大逆転を成し遂げるためには勝つ続けるしかない。19位北海道コンサドーレ札幌とスコアレスドローに終わった第31節から最下位サガン鳥栖に4か月ぶりとなる白星を献上した前節まで、2分3敗と5試合勝利なしである。もうこれ以上、勝点を失うわけにはいかない。
前節、累積警告による出場停止のため、スタジアムで1-2の敗戦を見届けるしかなかったCB昌子源は堅守の再建を誓っていることだろう。エース藤尾翔太を出場停止で欠く今節ではアタッカー陣の奮起も待たれる。韓国代表FWオ・セフンは第29節・浦和レッズ戦、オーストラリア代表FWミッチェル・デュークは第24節・横浜F・マリノス戦からゴールから遠ざかっている。夏に加入した相馬勇紀は未だ得点には至っていない。
朗報もある。本日11月8日、町田は黒田剛監督との契約の更新を発表した。来季も指揮を執る黒田監督は「先ずは今シーズンの残り3試合を全力で闘い抜きますので、最後まで一緒に闘ってください」とサポーターに共闘を求めた。
一方、FC東京は前節、湘南ベルマーレに4勝1分の5試合負けなしを止められた。前半終盤と後半立ち上がりに失点を喫し、後半はペースを握るも中央を固めた湘南の守備を打ち破ることはできずに0-2で2か月ぶりの黒星を付けられたのだった。だが、FC東京には地の利がある。町田にとって新国立は鬼門だが、FC東京にとっては8勝1分負けなしという絶好の舞台である。第9節・町田に1-2で屈したFC東京としては、今季4戦全勝の国立で借りを返したいところ。
果たして、町田が国立初勝利をマークするのか、FC東京が国立不敗神話を10試合に伸ばすのか。『明治安田J1』第36節・町田×FC東京は11月9日(土)・国立競技場にてキックオフ。試合前にFC町田ゼルビアアンバサダー・太田宏介とFC東京コミュニティジェネレーター・石川直宏によるOBトークショーを開催(司会は福田愛依)。チケットはゼルビアチケット(Jリーグチケット)にて発売中。試合の模様はDAZN、NHK総合にて生中継。
ゼルビアチケット(Jリーグチケット)
https://www.jleague-ticket.jp/
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