舞台『裸足で散歩』東京公演開幕、舞台写真&キャストコメント到着 加藤和樹「素敵なお客様との出会いがたくさんありました」
ステージ
ニュース
『裸足で散歩』より 撮影:岡千里
続きを読むフォトギャラリー(10件)
すべて見る9月27日の大阪・サンケイホールブリーゼを皮切りに、全国17カ所を巡演中の舞台『裸足で散歩』。ついに15カ所目となる銀座 博品館劇場での東京公演が開幕。舞台写真とともに加藤和樹、高田夏帆、福本伸一、松尾貴史、戸田恵子のコメントが到着した。
ブロードウェイを代表する喜劇作家、ニール・サイモンが1963年に発表した本作。1960年代のニューヨークを舞台に、冬本番の2月に古いアパートの最上階に引っ越してきた新婚夫婦が繰り広げるラブコメディーだ。
再演となる本公演の演出は、ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』の脚本・作詞や、2025年上演予定の舞台『刀剣乱舞 十口伝 あまねく刻の遙へ』の脚本・演出を手掛ける元吉庸泰が、前作に続き務める。
真面目で少し融通が利かないところもあるが、とにかく妻コリーを愛している新米弁護士ポール・ブラッター役を演じるのは、ミュージカルからストレートプレイまで幅広く活躍する加藤和樹。自由奔放だけどしっかりしているところもあり、夫ポールのことが大好きな新妻コリー・ブラッター役は、前作が初舞台で、現在は音楽活動にも力を入れる高田夏帆が演じる。
また、真面目に仕事をしているだけなのになぜか変なことに巻き込まれてしまう電話会社の男役には、劇団ラッパ屋の旗揚げメンバーのひとりでもある実力派俳優の福本伸一が今回新たに参加。さらに、一風変わった住人ヴィクター・ヴェラスコを怪しくも憎めないキャラクターとして演じるのは、第56回紀伊國屋演劇賞個人賞に加え、第29回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞している松尾貴史、自由奔放な娘とは正反対で保守的な性格で若い夫婦を温かく見守るコリーの母バンクス夫人役には、演劇人としてだけでなく声優としてもファンから支持される戸田恵子が、前作から続いて集結した。
<キャスト コメント>
■加藤和樹:ポール・ブラッター 役
大阪から始まったこの公演もいよいよ東京、博品館劇場での公演が始まります。北は北海道、南は宮崎・大分まで巡って、素敵なお客様との出会いがたくさんありました。あたたかい拍手で出迎えてくれて、笑顔で客席を出ていかれる姿に元気をもらいました。東京でもたくさんのお客様に喜んでもらえるよう、キャスト・スタッフ一同力を合わせて頑張りますので、ぜひ劇場にお越しください。お待ちしております。
■高田夏帆:コリー・ブラッター 役
初日の大阪でがはがは笑ってくれるお客さんを感じやっと最後の稽古が終わった気がしました。どこの劇場でも温かい空気の中背中を押されて前に進む。感謝をお芝居で返したいなといつもいつも思いました。2週間滞在した北海道では大自然に充電されて力が漲っていく不思議。コリーの力になっていきました。
同時に銀座博品館へと何かを調整していく自分も。博品館を意識せざるを得ない。でもこれまでで気付いた事と稽古で積み上げてきたもの、それを忘れなかったら大丈夫。
受け取る愛も渡す愛も増し増し。うまくいかなくたってわからなくなったって愛する事だけは諦めない! コリーの不器用な愛が今年も皆様に届きますように。
■福本伸一:電話会社の男 役
9月27日に大阪サンケイブリーゼで開幕し、それから北は北海道、南は九州まで14カ所で公演を行いました。ひとつひとつの劇場に特色があり、お客様の空気感もその地域によって違い、俳優としてとても貴重な経験をさせていただきました。このツアーは人生の宝物です。そしていよいよ東京公演の開幕です。これまでに廻った地方の劇場よりもお客様との距離はより近くなり、お芝居ももっと生っぽくなります。ドキドキです。ちょっと不憫な電話会社の男として(笑)お客様に沢山の笑いと笑顔をお届けできたらいいなと思います。
■松尾貴史:ヴィクター・ヴェラスコ 役
「こんなに盛り上がるのはすごい」「ここで拍手をいただけるとは」など、各地で上演するにあたっては、一度に限られたお客さんと私たちの一期一会が強く感じられます。しかしそれは、公演数の多い東京などでの公演も、実は毎回が同じことで、それを際立たせて気づかせてくれる貴重な機会でもあります。ご覧くださる皆さんのエネルギーを受け取る場面や瞬間の違いが実に面白く、興味深いのです。演じ手も毎回が新鮮で、お客さんにも新鮮に感じていただけるように気張り続けます。
■戸田恵子:バンクス夫人 役
久しぶりにハードな地方公演! 特に北海道のバス移動、おばちゃんはヘロヘロでしたが、待ってくれているお客様の温かい反応に救われました! ツアーを重ねていきますと本当に各地で反応がまちまちで、演じ手としてもそれが楽しみだったりします。とにかく温かい! 東京公演は如実に都会の反応と申しましょうか、いつもクールですよね。
これから寒くなっていく季節の中で、少しでもハートウォーミングになりますよう努めます。
<公演情報>
『裸足で散歩』
作:ニール・サイモン
翻訳:福田響志
演出:元吉庸泰
【出演】
ポール・ブラッター役:加藤和樹
コリー・ブラッター役:高田夏帆
電話会社の男役:福本伸一
ヴィクター・ヴェラスコ役:松尾貴史
バンクス夫人役:戸田恵子
<公演日程>※終了分は割愛
【東京】
11月8日(金)~11月19日(火)
銀座 博品館劇場
【愛知】
11月21日(木)
ウインクあいち 大ホール
【香川】
11月23日(土・祝)
サンポートホール高松 大ホール
チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2451459
オフィシャルサイト:
https://hadashidesanpo.jp/
フォトギャラリー(10件)
すべて見る