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石黒賢・岡本圭人ら出演、野沢尚「反乱のボヤージュ」舞台化

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「反乱のボヤージュ」出演者。上段左から石黒賢、岡本圭人、下段左から大内リオン、加藤虎ノ介、南沢奈央、益岡徹。

「反乱のボヤージュ」が5月6日から16日まで東京・新橋演舞場、6月1日から8日まで大阪・大阪松竹座で上演される。

このたび、野沢尚が2000年4月から2001年1月まで「小説すばる」で連載し、テレビドラマとしても放送された「反乱のボヤージュ」(集英社)を、鴻上尚史の脚本・演出で舞台化する。「反乱のボヤージュ」では、名門大学の学生寮“弦巻寮”を舞台に、寮の取り壊しをもくろむ大学側から送り込まれた舎監と、寮存続に奮起する学生たちとの心の交流がつづられる。舎監で元機動隊の名倉憲太朗役を石黒賢、学生寮暮らしの医学部1年生・坂下薫平役を岡本圭人が演じるほか、江藤麦太役で大内リオン、久慈刑事役で加藤虎ノ介、日高菊役で南沢奈央、宅間玲一役で益岡徹が参加する。

鴻上は「若者と大人、反抗と秩序、祝祭と日常、混沌と理性、息子と父親など、あらゆる対立がうずまくドラマをエネルギッシュに、ポジティブに描ければいいなと思っています」とコメント。石黒は「僕が演じる名倉は、学生たちとつかず離れず、時には兄のように、時には父のように見守る重石のような存在で、この役を演じるのは身の引き締まる思いです」「お客さんが座席の背もたれに背中をつける暇がないくらい前のめりに観てくれる作品にしたいです」、岡本は「原作を読み、心を動かされとても感動しました。この物語は、今のこの時代に、上演するべきだと思いました」「精一杯、坂下薫平として生き、稽古に励みます!」とそれぞれ語った。

鴻上、出演者の全コメントは以下の通り。

鴻上尚史 コメント

「反乱のボヤージュ」という青春の名作を舞台化するという幸運に恵まれました。

出演者も、石黒賢さんや岡本圭人さんをはじめとして、信頼できる俳優さんに集まっていただきました。

若者と大人、反抗と秩序、祝祭と日常、混沌と理性、息子と父親など、あらゆる対立がうずまくドラマをエネルギッシュに、ポジティブに描ければいいなと思っています。劇場でお会いしましょう。

石黒賢 コメント

野沢尚さん脚本のドラマがとても好きで、いつか野沢作品に出演したいと思っていたのですが、残念ながら機会がありませんでした。今回の話をいただき、野沢さんの原作作品に出演できる、とても嬉しいというのが最初の感想でした。この作品は、連続ドラマができそうなくらいそれぞれの学生に物語がある良質で素晴らしい原作なので、それをどう1本の芝居にまとめていくのか楽しみです。僕が演じる名倉は、学生たちとつかず離れず、時には兄のように、時には父のように見守る重石のような存在で、この役を演じるのは身の引き締まる思いです。

鴻上尚史さんとはお会いしたことはありましたが、お仕事はこれが初めてです。鴻上演出にどう応えることができるのか、いい意味で緊張しています。岡本圭人さんとの初共演も新鮮で、良いケミストリーが生まれると良いと期待しています。お客さんが座席の背もたれに背中をつける暇がないくらい前のめりに観てくれる作品にしたいです。

岡本圭人 コメント

坂下薫平役として出演させていただきます。

原作を読み、心を動かされとても感動しました。

この物語は、今のこの時代に、上演するべきだと思いました。素晴らしいスタッフの皆さま、鴻上さん、キャストの皆さんと稽古を重ねる日々が待ち遠しいです。大内リオンくんとの共演も、とても楽しみです。精一杯、坂下薫平として生き、稽古に励みます!5月に新橋演舞場、6月は大阪松竹座でお待ちしています!

大内リオン コメント

演じる事が大好きなので、この舞台が決まって嬉しいです!

キャストの皆さんのお名前を見て驚きました!皆さんと一緒に舞台に立てることがとても楽しみです。

決まった瞬間から、小説を自分の役と照らし合わせながら読んでいます。

「反乱のボヤージュ」が初めて舞台化されるということで、緊張やプレッシャーもありますが、先輩方の演技からたくさん学び、しっかり吸収して舞台で発揮できるように全力で頑張ります!

加藤虎ノ介 コメント

今から数十年前 なんとなくフワッとした気持ちで演劇の世界に飛び込み 右も左も分からない小僧でしたが、鴻上さんのお名前は知っていました。

当時はきっと縁が無いだろうなぁーとぼんやりおもっていましたが数十年経て鴻上さん演出の作品に出演させていただけるのは嬉しい限りです。

また「反乱のボヤージュ」がいかに舞台化されてゆくのか 稽古に参加できるのを楽しみにしております!

南沢奈央 コメント

野沢尚さんの小説を、鴻上尚史さんが脚本・演出で舞台化なんて、おもしろいに決まっている! そう確信しています。「反乱のボヤージュ」は、社会問題を切り取りながら、大学側と闘う学生たちの熱き青春が描かれていきます。そこに、食堂の調理師・日高菊としてどのように関わっていくことになるのか、楽しみです。舞台ならではのエネルギーを客席にお届けできるように、これから個性豊かなキャストの皆さんと作り上げていきたいと思っています。

益岡徹 コメント

原作を読みました。野沢さんの作品はテレビドラマでもいつも面白く拝見して、早くに亡くなったことが、とても残念だと思っておりました。そしてこの「反乱のボヤージュ」、大学の寮の存続についての、学生達と、大学側が送り込んできた舎監の物語。反目で始まり、いくつかの出来事があって、両者の距離が縮まり、最後家族のような関係になるところまで、一気に読んでいました。

この物語を、鴻上さんを中心に、若い役者の皆さんや、舎監の石黒賢さんと一緒に舞台で作っていくのが、とてもたのしみです。

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