「サクリファイス」に想を得た、Dr. Holiday Laboratory「想像の犠牲」
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ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラムム“KIPPU” Dr. Holiday Laboratory「想像の犠牲」ビジュアル
ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム“KIPPU” Dr. Holiday Laboratory「想像の犠牲」が12月13日から15日まで京都・ロームシアター京都 ノースホールにて上演される。
これは、山本ジャスティン伊等が主宰するDr. Holiday Laboratoryによる、ロシア人映画監督アンドレイ・タルコフスキー「サクリファイス」に着想を得た新作公演。
上演に向けて山本は「5人の人間が、いままさに死に面している『演出家』によって書かれた『想像の犠牲』という戯曲を上演するために集まっている。『想像の犠牲』は、上演のために劇場にひとが集まるその意志と、それを演じることで犠牲となるものについての演劇です。演じるということは、皮膚の境界線によって数えられない、複数の存在になるということです。それは私たちが今生きるこの社会 / 世界とはべつの可能性を示す陽気さ、奔放さ、蜂起の態度だと私は考えます。そして戯曲は、その上演によって、過去から未来にかけて、時間を超えて人が集まることを呼びかけ、それを可能にするメディアだと私は考えます。私たちは過去から未来にわたって呼びかける。私たちが集まり、複数として生きることの陽気さ、奔放さ、蜂起を呼びかける。それがこの作品の、二時間です」とコメントした。
なお12月14日13:00開演回はcontact Gonzoの塚原悠也、14日18:00開演回はakakilikeの倉田翠、15日13:00開演回は作家の保坂和志をゲストに招いたアフタートークが行われる。
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