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山下幸輝、ゲスト出演の西垣匠、綱啓永、柏木悠と笑顔&涙のファンミーティングを開催〈『ホミパリ 幸せ!輝け!僕らの文化祭』独占レポート〉  

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『ホミパリ 幸せ!輝け!僕らの文化祭』

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俳優・山下幸輝によるファンミーティング『ホミパリ 幸せ!輝け!僕らの文化祭』が12月6日開催された。

本企画は、山下のファンクラブサイト「homie」会員限定のイベント。山下とhomie(山下のファンネーム)が同じ時間と場所を共有する貴重なふれあいの場だ。今回は、どんな時間になったのだろうか。その模様をレポートする。

homieのお悩みに答える「ホミリオンスクール」開講!

18時定刻。homieの熱気に包まれた客席に山下が登場。ゼロ距離に現れた山下にhomieが歓喜の声を上げると、できる限り全員のそばに行こうと、それぞれの客席のブロックをゆっくり回っていく。この日のために、大変な毎日を頑張って乗り越えてきたというhomieもきっと多いはず。そんな想いを受け止めるように、一人ひとりと目を合わせていく山下に、客席からとびきりの笑顔が咲く。

すべてのブロックを回り終えると、山下は一旦退場。その間に、スクリーンに映像が。山下が、舞台上に建てられているドアに自ら絵を描いている様子が流される。そう、このホミパリは山下の手づくり企画であることが大きなポイント。こうした舞台セットにも、山下の手が加わっている。お絵描きに夢中になっている山下にほっこりした気持ちになっていると、映像が終わった瞬間、今まさに絵を描いていたドアをくぐって、山下が舞台上に登場! YOASOBIの『New Me』に乗せて、オープニングダンスを披露する。山下らしいキレのいいダンスにhomieのテンションも爆上がり。いよいよパーティーの幕開けだ。

ダンスが終わったところで「こんばんは」と山下が挨拶。「ホミパリにお越しいただきありがとうございます!」と息を切らしながら、つめかけたhomieに呼びかけた。今回の『ホミパリ 幸せ!輝け!僕らの文化祭』というイベントタイトルももちろん山下が命名。「幸せ!輝け!」に対して、「幸せが幸輝の幸。輝けが幸輝の輝。どっちも幸輝だ!」とセルフ解釈し、「それもじってというか、みんなで最高の文化祭にしたいなという思いで、こういうタイトルにしました」と笑顔を浮かべた。

今回の文化祭には、「緑」の衣装・アクセサリーアイテムというドレスコードが設けられている。ドレスコードを守り、緑色を配したコーディネートでやってきたhomieに、山下が「ありがとうございます」と感謝を述べる。「緑がお似合いだ!」という山下からのお墨付きに、homieもうれしそうに手を振った。

今回は3部制に分かれており、第1部は山下が壇上からひとりで場を盛り上げる。気になる一発目の企画は『ホミリオンスクール』。山下がこの夏出演した『ビリオン×スクール』にちなみ、白衣をまとい丸メガネをかけた先生風のビジュアルになった山下が、homieから寄せられた相談事に答える。「僕が加賀美先生をもじって、『立てー』ってやるんで」といきなり加賀美のモノマネ。「あれやりたかったんですよ」とウキウキした顔で加賀美先生気分を満喫していた。

homieから寄せられた相談事は、どれも真剣そのもの。なるべく本人に寄り添うように、言葉を選びながら一生懸命答える山下が誠実でいとおしい。その一部を紹介すると、インドアであることが悩みのhomieから「どうしたら行動力がつくのか教えてほしいです」という相談が。山下は「まずは趣味を見つけるといいと思います」とアドバイス。

「自転車が好きで、自転車に乗るのが好きなんですけど、最近忙しくて乗る時間がなくて、もう一つ趣味がほしいなと思いまして」ということで、新しく見つけた趣味がフィルムカメラ。現在は人物を撮影することが多い山下。「ちょっとレベルアップしたら景観を撮ったりしたいなと思っている」と意欲を見せ、「カメラ買って! カメラいいよ!」とhomieにカメラをゴリ推ししていた。

また、山下と同じくダンスをやっているというhomieは、なかなか新しいジャンルのダンスに挑戦できないことが悩みのタネ。「どうしたらチャレンジができますか」という相談に、山下は「homieが喜んでくれるんじゃないかと思うと、すぐ行動ができる」と自らの経験をもとに話し、「一歩踏み出すきっかけとしては、他の人に見せるためにやってみようというのがいいかも」とエールを送った。

「眠れない夜に眠れるように努力をしていることがあれば教えてほしいです」という相談には、「寝るときに優しい音を聞くって(WILD BLUEのメンバーである)陽向が言ってるのを聞いて、優しい音を聞いています。YouTubeで『優しい音』を検索してください」と回答。ぜひhomieの力でYouTubeの「優しい音」の再生数を急上昇させよう。

「MBTI演技即興クイズ」豪華ゲストが登場♡

山下の優しさに胸がキュンとしたところで1部は終了。続いて2部は、ゲストも加わり、さらに華やかに。山下の呼び込みに応じて登場したのは、3月に放送されたスペシャルドラマ『高額当選しちゃいました』で共演した西垣匠。「東宝芸能から来ました西垣匠25歳です。よろしくお願いします」と丁寧に挨拶。homieからの温かい歓声を浴びると、「1週間分の疲れが気持ちよさに変わりました」とうれしそうに微笑んだ。

そんな西垣と挑戦するのが、「MBTI演技即興クイズ」。16個ある性格タイプのうち、4つをピックアップ。その中の1つを演じ、誰がどのMBTIを演じているかhomieが予想するという内容だ。「お芝居得意じゃなくて」と謙遜する西垣に「いっぱいやっとるがな」と山下がツッコミを入れる。

まずは、2年連続同じクラスになったクラスメイトという設定で演技スタート。2年生という設定を忘れ、「部活どうする?」とまるで新入生のようなトークを山下が繰り広げているところに、さらなるゲストが。「ごめん、遅れた」とドアを開けて教室に入ってきたのは、『ビリオン×スクール』で共演した柏木悠だ。思わぬサプライズ登場にhomieからも驚きの声が。沸き返る客席に「どうも、超特急のハルです」と柏木が爽やかに挨拶を決める。

さらに「おはようございま〜す」と大声で飛び込んでくる人影が。ホミパリでもおなじみ、『君の花になる』で共演した綱啓永だ。4人で柏木の「超特急」という設定に対し、西垣が「それは電車通学みたいなこと?」とイジれば、「何線なの?」と綱が乗っかる。そんなお兄さん2人のイジりに「何線。……最近寒いよね」と柏木が苦しげに話題を転換。即興らしいアドリブ感満載のやりとりにニヤニヤしているところで、終了のブザーが鳴った。

ここで改めてゲストが自己紹介。それぞれ山下とは接点があるが、他の顔ぶれとはほぼ初めましてというゲストの3人。しかし、ほぼ初めましてとは思えないくらい、4人の掛け合いは息ぴったり。投票のために使用されるQRコードが表示されると、「これ、邪魔したらダメ?」とイタズラっぽく笑顔を浮かべる綱と、「そういうの求めてないから」と柏木がすかさずツッコミ。まるで本物のクラスメイトの休憩時間を覗き見しているようだ。

想定外のトラブルも、4人のチームワークがあれば怖くない。回線が集中し、QRコードを読み込んでも、なかなかページが表示されないという事態が発生する。「わかった。wi-fi飛ばす」と柏木がwi-fiを飛ばすボケをし、「圏外です」とセルフ回収。思わぬアクシデントに「どうする?」と聞かれると、山下は「こういうときホミパリは突き進む」と宣言。マイペースな山下らしい答えに、綱も「突き進もー!」と応じ、「この即興劇を楽しんでほしい」とhomieに呼びかけた。

ということで、クイズの結果発表に。綱が演じたのは「EFFP(エンターテイナー)」。柏木はと言うと、「ごめんなさい。4文字が出てこない」と苦笑いし、「でも日本語は出てきます。指揮官でした」と答えると、homieから戸惑いの声が。どうやら選択肢に指揮官がないらしく、「え? え?」と柏木が大混乱。「誰? 俺?」と慌てふためる柏木に、homieから「幹部〜!」と答えが飛び、「それそれ!」と声を上げる。「いやあ、よかった〜」と胸を撫で下ろす柏木の姿が、なんとも愛らしかった。

ちなみに、西垣は「INFJ(提唱者)」。山下は「INTP(論理学者)」という結果。この「MBTI演技即興クイズ」はさらに3回にわたって行われ、事前準備なしの即興演技を、出演者もhomieも大いに楽しんでいた。

ホミパリ恒例!山下の私物が当たる!プレゼント抽選会

さらに、ホミパリ恒例のプレゼント抽選会も。ゲストがその場でくじ引きを引き、記載されている席番号のhomieにアイテムがプレゼントされる。ラインナップは、今回のグッズに加え、ここでしか手に入らないアイテムも。特に、山下の私物であるニットキャップとバッグには、綱も「俺、これ見たことあるよ」と大興奮。その場でニットキャップを山下がかぶり、「かわいいでしょ?」と笑顔を見せると、綱も「かわいい!」と同意。柏木も「いいな〜」と自分もほしそうな顔を浮かべていた。

みんなでダンスチャレンジ!

抽選会が終わると、次なるコーナーへ。ランダムに流れた音楽に合わせて、山下とゲストが踊るという「ランダムダンスチャレンジ」だ。共にボーイズグループとしても活動する山下と柏木はダンスもお手のもの。しかし、俳優専業の西垣は「俺ね、さっきリハーサルしたんですけど、1曲も踊らなかったんで、本当に本番も1曲も踊らないです」と力強く宣言。「いやいや、踊りましょうよ」と説得する山下に、西垣は「応援隊として今日は来てますので、みんなと一緒に応援します」と舞台の隅に移動。グッズのペンライトをさかんに振って、homieの一員となっていた。

Be:FirstやOMGなど人気曲が次々と流れる中、超特急の『AwA AwA』もプレイ。これには柏木もすかさず反応し、センターでサビをしっかり踊り上げた。贅沢すぎる本家のダンスに、homieも拍手。それに続くように、山下もWILD BLUEの『Bubbles』でしっかり本家の力量を披露。気づけば、綱も西垣と一緒になってペンライトを振り、まるで山下&柏木の親衛隊のような光景に。ホミパリでしか見られない一夜限りのダンスナイトに、homieたちも体を揺らして盛り上がった。

最後に、『高額当選しちゃいました』で共演した木戸大聖からのムービーが流れ、「待ち時間とかに急にふざけ出したりする彼のユーモアさがすごく羨ましいなと思ったり面白いなと思ったのを覚えています」「またいつかお芝居でぶつかれる日を楽しみにしています」と愛のこもったメッセージが送られた。実はこれは、リハーサルにはなかったガチサプライズ。思いがけない同志からの言葉に山下も「めっちゃうれしい。マジで大聖くんとお芝居できる機会があれば絶対にしたいし。大聖くん、ありがとう!」と頬を綻ばせた。

ダンサーのRYUSEIとのパーフェクトステージ

山下と一緒にホミパリを盛り上げてくれたゲストの3人はここで退場。代わって第3部では、さらなるゲストが登場した。それが、山下自ら「僕の師匠」と呼ぶダンサーのRYUSEIだ。WILD BLUEの『Bubbles』のコレオグラファーであり、WILD BLUE始動時からメンバーのダンス指導をした、今の山下に欠かせない存在だ。

このホミパリのためだけに山下とRYUSEIがダンスを披露。実はその音源は、WILD BLUEのNaoyaが編集したもの。みんなの力でつくり上げたステージに「メンバーの力もあって、一緒にこうやって踊れて、ステージングできることがうれしい」と喜びをあらわに。今回のダンスは「新しい僕の一面を見せられたら」というコンセプトのもと、7割をRYUSEIが振付。残りの3割のうち2割を共同で制作し、1割は山下が振付したものとなっている。時間がない中での作業となったが、「それでこのクオリティはRYUSEIくんのおかげ」と感謝を口にした。

わずか2分ほどのダンスだったが、その激しい振付から山下はすでに汗だく。「あっち〜!」と汗を拭う山下に向かって、homieがうちわを仰ぐ。homieからの癒しの風を受け、「あ、もうすぐ乾きそう。よっしゃ!」と山下も元気回復。同じ場を共有しているからこそ感じられる一体感に、その場の空気まで柔らかくなったようだった。

最後に、山下が「本当に申し訳ないところがやっぱりあって、謝りたいというか」と切り出すと、耳を傾けるように場内がしんと静まり返る。昨年のホミパリはバースデーツアーと銘打ち、全国4箇所で開催された。しかし、今年は今回の東京1公演のみ。ホミパリについて「これからも続けていきたい」と思っていたものの、「やっぱりグループ活動が始まって、不安もたくさんあって、たくさん会いたかったし、でも怖さもあって、失敗したら嫌だなという恐怖感があったんです、ホミパリを開催することが」と本音を打ち明けた。

しかしその上で、今日このステージに立って湧き上がってきたのが、「もっとたくさんのhomieに会いたい」という一途な想いだった。「今日の笑顔を見て、俺ももっとhomieに会いたいなと思いました」と目の前のhomieをまっすぐ見つめ、「グループももちろんだけど、どっちが優先とか全然ないし、俺は必ず僕らしい二刀流をやり遂げるから、みなさん応援よろしくお願いします」と想いを込めた。

続けて、「オンエアが終わって、次の日の朝、ドラマの撮影とか向かうときに、X見てhomieの『良かったよ』とか『こんな役してほしいな』という声を聴くと、僕もすごく活力になるし」と一言一言噛みしめるように言葉を紡ぐと、ひと呼吸置いた瞬間、山下が感極まったように天を仰いだ。今にも涙を流しそうな山下の姿を、homieも静かに見守る。心を落ち着けるように何度か息を深く吐いた後、ぐっとお腹に力を入れて「マジでちょっと決意しよう、本当に」と宣誓。

「来年、マジでもっとやる、ホミパリ。俺、もっとやりたいと思った、ガチで。俺も物足りんもん。物足りんから、失敗してもいいから、homieと来年からも一緒にいる時間を絶対につくります」と力強く言い切り、「一緒にね、変わらず、僕とhomieらしいものをつくり上げていきましょう。これからもよろしくお願いします」と未来を誓い合った。

山下幸輝は、正直な人だ。決して自分をよく見せようとしない。言葉数が多い方ではないし、本人も認める通り口下手だと思う。だけど、絶対に心を偽らない。自分が今伝えたい気持ちを、伝えたい言葉で、まっすぐ届けてくれる。だから、山下幸輝の言葉は信じられる。山下幸輝についていきたいと思える。

自分自身の未来に対する不安も、揺れるhomieの気持ちも、全部背負って山下幸輝はこれからも前に進んでいく。すべては、自分らしく自分の道を切り開いていくために。そんな山下のためにhomieができることは、山下と同じようにまっすぐ言葉を届けていくことだ。

好きという気持ちを。これからも応援するよという気持ちを。惜しまず、偽らず、伝え続ける。それがきっと進み続ける山下幸輝の力になる。その道の先にあるものは、山下とhomieで一緒につくる夢と未来だ。

【限定ブロマイド付き】「ホミパリ 幸せ!輝け!僕らの文化祭」特別版がRakuten TVにてライブ配信決定!

視聴チケットは12月13日(金)18時より発売スタートです。
※本配信は山下幸輝ファンクラブサイト「homie」会員限定となります。

詳細はこちら:
https://cokiyamashita.com/news/241206hmpr/

撮影/杉映貴子、取材・文/横川良明

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