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TAAF2019、長編グランプリはアンゴラ内戦描く「アナザー・デイ・オブ・ライフ」

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「アナザー・デイ・オブ・ライフ」 (c)2017: Platige Films SP. Z O. O., Kanaki Films S. L, Walking the Dog BVBA, WusteFilm GMBH, Animationsfabrik GMBH, Arena ComunicacionAudiovisual S. L

3月8日から東京・池袋で行われていた東京アニメアワードフェスティバル2019(TAAF2019)が、本日3月11日に閉幕。コンペティション部門の結果が発表され、長編および短編アニメーションのグランプリと優秀賞が決定した。

TAAFは、アニメーション文化と産業の振興に寄与することを目的とした国際アニメーション映画祭。コンペティション部門には、56の国と地域から793本の作品が集まった。長編アニメーションのグランプリに輝いたのは、ラウル・デ・ラ・フエンテとダミアン・ネノウが共同監督を務めた「アナザー・デイ・オブ・ライフ」。アンゴラ内戦の実情をジャーナリストの視点から捉えた作品だ。

短編アニメーションのグランプリは、オランダのニンケ・ドゥーツによる「花咲く道 11歳」が獲得。長編アニメーションの優秀賞には「火星人メルカーノ」で知られるファン・アンティンの「パチャママ」、短編アニメーションの優秀賞には、イラストレーター、アニメーターでもあるジョジー・マリスが手がけた「聖者の機械6 - 前へ進め」、豊島区長賞には中国の「黄昏のクインテット(五重奏)」が選ばれている。東京・としまセンタースクエアでの授賞式では、コンペティション部門のほか、アニメオブザイヤー部門、アニメ功労部門の表彰も行われた。受賞結果は下記の通り。

東京アニメアワードフェスティバル2019 受賞結果一覧

コンペティション部門

長編アニメーショングランプリ:「アナザー・デイ・オブ・ライフ」(ポーランド・スペイン・ベルギー・ドイツ・ハンガリー)
長編アニメーション優秀賞:「パチャママ」(フランス・ルクセンブルク・カナダ)
短編アニメーショングランプリ:「花咲く道 11歳」(ベルギー・オランダ)
短編アニメーション優秀賞:「聖者の機械6 - 前へ進め」(スペイン・フランス)
豊島区長賞:「黄昏のクインテット(五重奏)」(中国)

アニメオブザイヤー部門

作品賞

劇場映画部門:「名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)」
テレビ部門:「ゾンビランドサガ」

個人賞

原作・脚本部門:花田十輝
アニメーター部門:刈谷仁美
音響・パフォーマンス部門:宮野真守
監督・演出部門:京極義昭

アニメファン賞

「BANANA FISH」

アニメ功労部門

大河原邦男(キャラクターデザイナー)
小林治(アニメーター)
酒井あきよし(脚本家)
杉山佳寿子(声優)
高橋茂人(プロデューサー・プロダクション設立者)
高橋宏固(撮影監督)
鳥海永行(監督)
二宮常雄(アニメーター)
深沢一夫(脚本家)
堀江美都子(歌手)