レイフ・ファインズ主演、ゴールデングローブ賞6部門ノミネートの「教皇選挙」予告
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「教皇選挙」ティザービジュアル
レイフ・ファインズが主演を務め、第82回ゴールデングローブ賞においてドラマ部門の作品賞を含む6部門でノミネートされている映画「教皇選挙」。このたび予告編・ティザービジュアル・場面写真が一挙解禁された。
本作は全世界に14億人以上の信徒を有するカトリック教会の最高指導者にして、バチカン市国の元首であるローマ教皇を決める教皇選挙(コンクラーベ)を題材にした物語。主人公はローマ教皇の死去を受け、悲しみに暮れる暇もなく、コンクラーベを執り仕切ることになったローレンス枢機卿だ。世界中から有力な候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の向こうで極秘の投票が始まる。水面下で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々。ローレンスはその渦中で、バチカンを震撼させる“ある秘密”を知ってしまう。
ファインズがローレンスに扮したほか、新教皇の候補となるベリーニ枢機卿をスタンリー・トゥッチ、トランブレ枢機卿をジョン・リスゴー、テデスコ枢機卿をセルジオ・カステリット、史上初のアフリカ人教皇になる可能性があるアデイエミ枢機卿をルシアン・ムサマティが演じた。またイザベラ・ロッセリーニがシスター・アグネス役で出演している。
監督は、「西部戦線異状なし」で第95回アカデミー賞の国際長編映画賞を受賞したエドワード・ベルガーが担当。ロバート・ハリスによる同名のスリラー小説を原作に、「FRANK -フランク-」「裏切りのサーカス」を手がけたピーター・ストローハンが脚本を執筆した。
YouTubeで公開された予告には、「まともな人間は教皇職など望まない」というセリフや、ローレンスとベリーニが「選挙は戦争じゃない」「いや、戦争だ!」と意見をぶつけ合うシーン、耳をそばだてるアグネスの姿などが映し出される。ビジュアルには、赤い絨毯が敷かれたシスティーナ礼拝堂の中央を歩くローレンスが捉えられた。
「教皇選挙」は3月20日に東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。
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