映画『勇敢な市民』監督が俳優陣の演技を絶賛! 新たなアクションカットも公開
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左から、イ・ジュニョン、パク・ジンピョ監督、シン・ヘソン (C)2023 Content Wavve Corp. ALL RIGHTS RESERVED
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すべて見る韓国で人気の同名WEBマンガを原作としたアクションコメディ映画『勇敢な市民』のパク・ジンピョ監督からのコメントが到着した。
本作は、正規雇用を勝ち取るために学園内にはびこる悪事を全て見逃してきた元ボクシング王者の女性教師が、猫のマスクで正体を隠して学園内の巨悪に立ち向かう姿を描く。『サムダルリへようこそ』『生まれ変わってもよろしく』で知られるシン・ヘソンが主演を務めるほか、共演にはイ・ジュニョン、パク・ジョンウ、パク・ヒョックォン、チャ・チョンファらが名を連ねた。
本作のメガホンをとったジンピョ監督は、演出した経緯について「映画の主人公である“ソ・シミン(小市民)”の名前のように現実と妥協して生きてきたこの時代の小市民がついに勇気を出し、ひとりの市民が小さな叫びを作り、ふたり、3人と叫びが加わり集まって大きな歓声になる過程を込めたかった」とコメント。また漫画原作についても「原作が良かったし、何より仮面という設定が良かった。仮面は私たち皆の心の中に隠れているファンタジーだ。猫の仮面を通じて、なかなか出しにくい勇気、私たちが見たくて会いたいヒーローを表現した」と語っている。
さらに、監督は原作とのシンクロ率が高い部分としてキャスティングを挙げ、シミン役のヘソンに関しては、「原作を見てすぐにシン・ヘソンが思い浮かんだ。仮面をかぶった状態で男性のように見せなければならないから、原作のように背が高く、しらじらしい演技とアクションをすべて消化することができる俳優を考えてみたら、最初からシン・ヘソンだけが思い浮かんだ」と語り、学園を支配する“巨悪”である生徒ハン・スガン役のジュニョンについては「画面で見ていた顔と実際に向き合った顔が違うというのは、天性の俳優だと思った。過去の作品でアクションをこなしてるのを見て、私が探していた“スガン”だと思った」とキャスティングの経緯を明かした。
また実際のふたりの演技について、昨年9月に韓国で行われた本作の制作報告会に出席した際に監督は、「原作とシンクロ率が100%だと思った。見た目、身長、性格など、多くのことが似ている」「良い目の俳優たちと共に撮影することができて光栄だった。本当に上手にやってくれて、ふたりの演技対決を見ることに夢中になって、カットを言うのを忘れたこともある。本当に素晴らしい演技をしてくれた」と、俳優たちへの愛情を表した。今回、そんな漫画から飛び出してきたようなふたりのシンクロ率の高さが分かるアクションカットも公開された。
なお原作と違う点もあり、映画の中ではスガンの経歴とトラウマは省略。変更の理由について監督は「たったひとつでも暴力の理由を与えたくなかった」とコメントしている。
<作品情報>
映画『勇敢な市民』
2025年1月17日(金) 公開
公式サイト:
https://yukan-na-shimin.jp/
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