2025年を象徴するコンサートがここに『Makoto Ozone with Tokyo Philharmonic Orchestra』
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ジャズとクラシックの両ジャンルを自在に行き来するピアニスト、小曽根真の現在地を象徴するコンサート『Makoto Ozone with Tokyo Philharmonic Orchestra』が開催される。
“僕がオーケストラで表現したいこと”という副題が付けられたこのコンサートでは、モーツァルトのピアノ協奏曲第9番「ジュノム」&ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」を手がける小曽根真を堪能するだけでなく、2025年のクラシック界の趨勢をいち早く体験できる。
クラシック界の大きな話題のひとつが、その年のメモリアル作曲家。すなわち2025年にメモリアルな生没年を迎える作曲家が、その年の主役となって注目を浴びることになるのだ。気になる2025年の主役候補が誰かといえば、生誕200年のヨハン・シュトラウス2世(1825-99)に、生誕150年のラヴェル(1875-1937)&クライスラー(1875-1962)。そして没後150年のビゼー(1838-75)に、没後100年のサティ(1866-1925)と、没後50年のショスタコーヴィチ(1906-75)あたりに違いない。
中でも要注意人物と目される、ヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇『こうもり』序曲と、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」を一度に楽しめるこの公演は、小曽根ファンはもちろんのこと、クラシック界の動きをチェックしたい方々にとっても満足度の高いステージとなりそうだ。
ちなみに、このコンサートに先立って開催される『Yes we are a BIG BAND!』公演は、“僕達がビッグバンドで本当にやりたかったこと”という副題の通り、クラシック公演と表裏一体。この2公演が、まさに小曽根真の現在地を象徴している所以だろう。2025年の“推し”は、このあたりから!
『Makoto Ozone with Tokyo Philharmonic Orchestra』
2025年2月8日(土) 14:00開演
さいたま市文化センター 大ホール
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