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フラワーカンパニーズ × スキマスイッチ 特別対談! 短期集中連載 その① ザ・ライターズとは何なのか?

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フラワーカンパニーズ×スキマスイッチ Photo:小境勝巳

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Text:谷岡正浩 Photo:小境勝巳

1月14日(火) に豊洲PITで開催されるイベント『フラカンとスキマのデラックス・ドラゴン』の開催を記念して実現した両バンドメンバー全員集合によるスペシャル対談。同じ愛知県出身にして、リスペクトし合う彼らがとことん話す、あんなことこんなこと。

1回目の今回は、2017年に突如シーンに登場したフラカンとスキマによる6人組バンド「ザ・ライターズ」について、その成り立ちやバンド名の由来、そして今回のイベントで何をやるかの作戦会議を実施。

ザ・ライターズとは何なのか?

――ザ・ライターズとして初めて登場したのが、2017年10月14日に名古屋のDIAMOND HALLで開催されたフラワーカンパニーズのイベント『DRAGON DELUXE 2017』です。でも、その前の同年5月17日に行われた『スキマスイッチ TOUR 2017“re:Action” 』の高知県立県民文化ホール オレンジホールでも一緒にやってるんですよね。

常田 中野サンプラザにも出ていますよね?(2017年5月30日)

鈴木 そう、でも調べたら高知と中野はザ・ライターズ名義ではなかったんだよね。

――ですね。あと、調べたところによると、「THE NAKAJIMA HIROTO SHOW 802 LIVE MASTERS ~Birthday Special~」(2018年5月23日 大阪なんばHatch)というイベントにザ・ライターズとして出ていることがわかりました。

グレート そう。それやってるんだよ!

常田 え!?

グレート いや、やってるんだよ。ちゃんと覚えてないけど(笑)。

鈴木 (奥田)民生さんとか、PUFFYとかいたやつでしょ?

常田 それは、フラカンさんと僕らがそれぞれ出てて、ザ・ライターズもやったんですかね?

――いえ、出演者にはザ・ライターズという表記しかありませんでした。

グレート なんでこんなに記憶がないんだろう(笑)。

鈴木 出たのは思い出したけど、何をやったのかはさっぱり覚えてないね。

グレート 高知と中野サンプラザはスキマのライブに呼んでもらって、で、名古屋は僕らのイベントに出てもらって、それぞれ一緒にやったんだよね。

大橋 サンプラザのときって、2組でやったんでしたっけ?

グレート もちろん。

鈴木 打ち上げは覚えてるんだよな。

大橋・常田 ははは!

鈴木 中野でやってさ、なんか2階に上がったところだったよね。

――ちなみに、先ほどから記憶喪失状態のFM802中嶋ヒロトさんのイベントは、高知、愛知、中野の翌年なんですよね。

グレート ヒロトさん本人ももう覚えてないんじゃない?(笑)。

常田 それにしても(出演した)6人が覚えてないってあります?(笑)。

鈴木 ほんとにやったっけ?

グレート でもPUFFYとかがいたのはすごい覚えてる。

鈴木 ただ、ザ・ライターズの記憶はどうしてもないですね、その日の(笑)。

――まあじゃあ、今回ザ・ライターズが揃うのは、ぼんやりと2018年以来ということで。

グレート 満を持してですね。

――そもそも結成の経緯を教えていただいてもいいですか?

常田 きっかけは、僕らのセルフカバーアルバム『re:Action』(2017年)ですね。

グレート そう。『re:Action』でスキマの「フィクション」を俺らでプロデュースさせてもらって、そのツアーで出るんだったらせっかくなので、スキマのいつものバンドメンバーではなく6人で「フィクション」をやろうかと。で、その時に名古屋のドラゴンデラックスにも出てもらうことも決まって。名古屋では時間たっぷりとって、他にもお互いの曲とかカバーとかをやろうと、だったらバンド名をつけようって話になったんだよね。

常田 パートがかぶらないからすんなりバンドになるねって話をしましたね。

グレート それでバンド名は2組とも全員愛知出身だから、地元を感じられる名前がいいねっていうことで、いろんなのが出てたんだけど、スガキヤーズとか。

大橋 はははは。最終的にどうやって決まったんでしたっけ?

常田 名古屋弁でおもしろいものがあるよねってなって。

鈴木 「ザラ板」が名古屋弁。

竹安 名古屋でしか通用しない。

鈴木 スノコのことを名古屋ではザラ板って言うんですよ。

――あ、そうなんですね。

グレート だから、ライターじゃなくて、ザラ板なんです。

常田 なんでですか?って聞かれたいがためのバンド名(笑)。

大橋 結局誰発案なんでしたっけ?

鈴木 しんた(常田)じゃない?

常田 そうかもしれないですね。でも、ザラ板を出したのは僕なんですけど、それをザ・ライターズにしたのは僕じゃないんですよ。

グレート たぶんこんな感じでワイワイ話してたら、そうなったんだよね(笑)。ノリの一発です。

常田 それにしても、ザ・ライターズでどんな曲をやったのかっていうのをあんまり覚えてないんですよね。

大橋 「フィクション」は当然やったでしょ。「東京タワー」(フラカン)もやったんじゃない?

グレート 「東京タワー」やった。あと、「雨を見たかい」(「Have You Ever Seen The Rain」クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)やったよ。

大橋 ああ! CCR。

鈴木 あと、カバーはあれよ、「ファイト!」(中島みゆき)。

大橋 そうだ!

鈴木 それと、「夏の終わりのハーモニー」(井上陽水と安全地帯)。

大橋 やったやった!

鈴木 で、あとはお互いの曲。

グレート 「深夜高速」(フラカン)やったよね。だって俺、その時に初めて間違えたところがあるもん(笑)。

小西 リハ音源漁ってたら、「ソングライアー」(スキマ)をやらせてもらってるんだよね。

大橋&常田 ええ!

グレート たぶん高知だな。

常田 あのとき、ちょっと多めにやりましたよね?

小西 うんうん。ちょっと本番で何をやったのかは思い出せないんだけど、6人でスタジオに入ったときの音源は残ってた。

竹安 「全力少年」(スキマ)やった?

鈴木 やった。だって俺めちゃくちゃ練習したもん。すっげえ難しいんだもん。

グレート 難しいからやめようよって言ってたもん(笑)。でも俺たちの代表曲の「深夜高速」をスキマがやってくれるんだから「全力少年」やらないとマズイだろうって。

小西 この取材の前に、何をやったか話してるときに、「全力少年」の話題になって、でもそんな難しいのやらないだろって(笑)。

大橋・常田 はははは!

グレート でもやった(笑)。できてるかどうかは知らないけど。

小西 ステージにコーラスでもないけど一緒にいたのは思い出してきたな。

常田 あ、じゃあ、うちらのバンドでやったのに入ってもらったんですかね?

グレート そうか。竹安は入って、俺と小西はタンバリンだった。

大橋 ああ! そうだったかも!

グレート だから「全力少年」はザ・ライターズではなく、スキマの出番のときに俺らが入らせてもらった形だったんだね。

スタッフ ちなみに、「ザ・ライターズのテーマ」もあります。

グレート そうだ!

鈴木 それ覚えてないなー。あったっけ?

グレート それは今回確実にやらなきゃいけないと思うんだけど、どんな曲だったかまったく覚えてないんだよな(笑)。

大橋 やばい(笑)。え、どうやって作ったんですかね?

グレート たぶん3コードのロックンロール的なものだったと思うんだけど。

大橋 でもなんか〈♪ザ・ライターズ〉みたいなことを歌ってた記憶がぼんやりとありますね(笑)。

常田 それは言ってた!

グレート ちょっと1月の本番までに音源探さないと。

大橋 どっかにあるんじゃないですか?

鈴木 お客さん録ってないかな?

全員 はははは!

グレート 今回は怒らないから(笑)。

大橋 提供してください(笑)。

――いろいろ記憶がごちゃ混ぜのようですが(笑)、今回のザ・ライターズとしてはどんな曲をやりましょうか?

グレート だから「ザ・ライターズのテーマ」はどこかで探して絶対にやらないとですよね。

常田 「フィクション」はやりたいですよね。個人的には、ザ・ライターズとしては初めての東京なんで「東京タワー」はやりたいですね。

大橋 そうか。東京で初なんだね。じゃあうちにも「東京」っていう曲があるから。東京シリーズはどうですか?

鈴木 難しいんでしょ?

グレート ひねりがあるからね、スキマの曲は。

大橋 そんなことないです。短いフレーズのリフレインがずっと続く曲なので。

常田 あと、プラスで何曲か出さないとですね。

鈴木 俺ね、考えてきたの、やりたい曲。やっぱり俺らは鍵盤がないから、一緒にやるんだったらイントロから鍵盤が印象的な曲がいいなと思って。佐野元春「SOMEDAY」か、德永英明「壊れかけのRadio」。あと、大沢誉志幸「そして僕は途方にくれる」。

大橋 ああ、なるほど。

グレート 俺はね、今回東京で初めてやるんだけど、やっぱり俺たちは名古屋から出てきたということをちゃんと知ってもらいたいというか。

鈴木 チェリッシュか。

グレート そういうことよ。名古屋出身アーティストの曲で何が一番有名かと言ったら、たぶんチェリッシュの「てんとう虫のサンバ」なのよ。みんな知ってるのは。あれを、ちょっとリズムを速めて、スワンプロック風にできないかな?

常田 ははは!

大橋 なるほど!(笑)。

グレート 前に(名古屋の)テレビ塔の前でやったイベントに出たときに、俺らとnobodyknows +とかがいて、最後がチェリッシュだったの。やっぱりあの歌が始まった瞬間、そこが一番盛り上がったもんね。ちっちゃい子からお年寄りまでみんな。あの光景を見たときに、これが名古屋のトップ・オブ・トップなんだなって。

常田 たしかに面白そうですね。

竹安 東京と愛知の2本立てのストーリーでね。

グレート そうそう。

大橋 この間テレビ見てたら、マツケンさんが愛知出身って知ってびっくりしたんですよ。

グレート 「マツケンサンバⅡ」もありだね! サンバ2連発! サンバカーニバルだよもう(笑)。

全員 あははは!

※次回は、12月22日(日) 公開。
フラカンとスキマ、2組の出会いから思い出を話してもらいます。

<ライブ情報>
Toyosu PIT 10th ANNIVERSARY Special Live
『フラカンとスキマのデラックス・ドラゴン』supported by エンタメサイト ぴあ

2025年1月14日(火) 東京・豊洲PIT
開場18:00 / 開演19:00
出演:フラワーカンパニーズ / スキマスイッチ

【チケット情報】
全自由席(整理番号順入場)
一般6,900円 (税込)
※未就学児童入場不可
※入場時ドリンク代別途必要

チケット発売中
ぴあ:
https://w.pia.jp/t/deluxedragon/

イープラス:
https://eplus.jp/dx-dragon/

コメント動画

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関連リンク

フラワーカンパニーズ 公式サイト:
https://flowercompanyz.com/

スキマスイッチ 公式サイト:
https://www.office-augusta.com/sukimaswitch/

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