吉沢亮と横浜流星の運命が揺らぐ「国宝」予告＆ポスタービジュアル解禁、公開は6月

吉沢亮が主演を務める映画「国宝」の公開日が6月6日に決まり、予告編とポスタービジュアルが到着。横浜流星と渡辺謙の劇中カットを収めたソロビジュアルも解禁された。

「悪人」「怒り」で知られる吉田修一の同名小説を李相日が映画化した本作。任侠の家に生まれ、数奇な運命で上方の歌舞伎役者の家に引き取られた立花喜久雄の50年に及ぶ一代記がつづられる。吉沢が15歳のときに父親を亡くし天涯孤独となった喜久雄を演じ、歌舞伎界の御曹司・大垣俊介に横浜、俊介の父で喜久雄を引き取る歌舞伎役者・花井半二郎に渡辺が扮した。

YouTubeで公開された予告編には、歌舞伎という新しい世界を知った喜久雄が、兄弟のように育てられた親友でライバルの俊介とともに、芸を磨いていく様子を収録。しかし、事故で入院した半二郎が跡取り息子の俊介ではなく喜久雄を自身の代役に選んだことから、喜久雄と俊介の運命が揺らいでいく。

ポスタービジュアルの撮影が行われたのは、本作のクランクアップ翌日。喜久雄としての役がまだ抜けていない吉沢の姿を写真家の操上和美がカメラに収めた。「その才能が、血筋を凌駕する―」というコピーも添えられている。

奥寺佐渡子が脚本を手がけた「国宝」は東宝系の劇場で全国ロードショー。高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、三浦貴大、見上愛、黒川想矢、越山敬達、永瀬正敏、嶋田久作、宮澤エマ、田中泯らもキャストに名を連ねた。

(c)吉田修一／朝日新聞出版 (c)2025映画「国宝」製作委員会