『PSYCHO-PASS サイコパス 京都南座歌舞伎ノ舘×こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎』演目&配役発表
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『PSYCHO-PASS サイコパス 京都南座歌舞伎ノ舘×こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎』ビジュアル
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すべて見る2025年1月11日(土)・12日(日) に京都・南座で上演される『PSYCHO-PASS サイコパス 京都南座歌舞伎ノ舘×こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎』。このたび、狡噛慎也役の関智一、常守朱役の花澤香菜、宜野座伸元役の野島健児、須郷徹平役の東地宏樹の4名の配役と朗読劇のあらすじが発表された。
本公演は、アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』のキャラクターたちが、人間のあらゆる心理状態を数値化し管理する巨大監視ネットワーク〈シビュラシステム〉が人々の治安を維持している近未来の世界で、日本の伝統文化である「歌舞伎」に取り組むという内容の新しい朗読劇。
現在より100年先の近未来という設定の『PSYCHO-PASS サイコパス』と、現代より400年前に成立した「歌舞伎」との接点。それは登場人物たちが「人生の選択」や「それに伴う苦悩の感情」を学んでいくこと。本作は、厚生省公安局の職務の一環としてシビュラシステムが下した決定で、常守朱たちが歌舞伎の上演に挑むというパラレルワールドの物語となっている。
歌舞伎の演目は、上方歌舞伎の代表的な名作より、男女の恋模様を描く『廓文章』「吉田屋」(くるわぶんしょう よしだや)と、別離をテーマにした『平家女護島』「俊寛」(へいけにょごのしま しゅんかん)。難しいと思われがちな歌舞伎の物語だが、歌舞伎を鑑賞したことのない人でも歌舞伎の物語が楽しめるよう、現代語を交えた分かりやすい構成に。脚本・演出は、舞台『文豪ストレイドッグス』『黒子のバスケ』『ワールドトリガー』『推しの子』などを手がける中屋敷法仁が担当する。
【ストーリー】
厚生省公安局ではシビュラシステムの要請に基づき、職員のメンタルケアと文化理解を目的とし、定期的な歌舞伎の上演が推奨されている。シビュラシステムは、現代社会で失われつつある「人生の選択」や「苦悩」といった重要な感情を再評価し、人間の精神的豊かさを再び育む手段として歌舞伎に注目している。
今回の上演は、刑事課が担当。演目や配役を管理する責任者となった常守朱は、宜野座伸元と須郷徹平へ、シビュラシステムによって決定された内容を伝える。挑戦的な配役に驚く宜野座。色気と気品のある役柄に挑む須郷。そんなふたりを横目に常守は今回の上演にあたって、狡噛慎也との稽古を回想する。その中で、狡噛に物語の力を信じることを教わり……。
【配役】
■狡噛慎也 全2役
「俊寛」より
・俊寛僧都(しゅんかんそうず):平家打倒を図り、絶海の孤島へ島流しにされた僧侶。都に残した妻や、仲間への情も厚い人物。
「吉田屋」より
・吉田屋喜左衛門(よしだやきざえもん):吉田屋の主人。勘当された伊左衛門や、夕霧の身を心配する心優しい性格。
■常守朱 全4役
「俊寛」より
・海女千鳥(あまちどり):俊寛へ大きな影響を与える存在。孤島に暮らす海女だが、成経と恋仲になる。成経の赦免を知らされ、一緒に船に乗ろうとするが、瀬尾に拒まれる。
・瀬尾太郎兼康(せのおのたろうかねやす):恩赦を伝えに来た上使。千鳥の乗船を拒み、俊寛に対しては妻が死んだことを突き付け絶望させる非情な役人。
「吉田屋」より
・若い者松吉(まつきち):吉田屋の使用人。
・喜左衛門女房おきさ(きざえもんにょうぼうおきさ):吉田屋の女房。夫・喜左衛門と共に、伊左衛門と夕霧のことを心配している。
■宜野座伸元 全2役
「俊寛」より
・丹波少将成経(たんばのしょうしょうなりつね):孤島での暮らしの中で知り合った千鳥と夫婦となる。千鳥が赦免船への乗船を拒否されると、自分も一緒に島に残ろうとする。流人の身でありながら、貴公子の雰囲気を漂わせる。
「吉田屋」より
・扇屋夕霧(おうぎやゆうぎり):人気の最高位の遊女。和歌や諸芸もたしなみ才色兼備と名高い美女で、伊左衛門とは夫婦になることを約束している間柄だが、伊左衛門が勘当され行方不明になったと聞き思い詰めて病気になってしまう。厳しい環境の中でも、芯の強さを持ち続けた女性。
■須郷徹平 全3役
「俊寛」より
・平判官康頼(へいはんがんやすより):謀反の罪で、俊寛と丹波少将成経とともに島流しにされる。
・丹左衛門尉基康(たんさえもんのじょうもとやす):俊寛の赦免を伝えに来た上使。情け深く、彼らにできる限りの配慮をする。
「吉田屋」より
・藤屋伊左衛門(ふじやいざえもん):遊郭に通い、遊女遊びに夢中になり、実家から勘当されてしまった大店(おおだな)のおぼっちゃま。夕霧とは相思相愛の仲。気品に満ちた色男。
<公演情報>
『PSYCHO-PASS サイコパス 京都南座歌舞伎ノ舘×こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎』
2025年1月11日(土)・12日(日)
会場:京都・南座
【日程】
■1月11日(土)
16時の部:開場 15:15 / 開演 16:00
19時30分の部 開場 18:45 / 開演 19:30
■1月12日(日)
12時の部:開場 11:15 / 開演 12:00
15時30分の部:開場 14:45 / 開演 15:30
※イベントの開場、開演時間は変更になる可能性がございます。
脚本・演出:中屋敷法仁
出演:狡噛慎也(CV:関智一)、常守朱(CV:花澤香菜)、宜野座伸元(CV:野島健児)、須郷徹平(CV:東地宏樹)
演目:『平家女護島』「俊寛」、『廓文章』「吉田屋」
【チケット】
桟敷席:11,000円(税込)
(全席指定)桟敷席(グッズ付き):13,000円(税込)
1階 / 2階席:10,000円(税込)
1階 / 2階席(グッズ付き):12,000円(税込)
3階席 :8,000円(税込)
3階席(グッズ付き):10,000円(税込)
※ご購入時、座席を指定することはできません。
チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2456199
<イベント情報>
『PSYCHO-PASS サイコパス 京都南座歌舞伎ノ舘』
アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』と「歌舞伎」が融合したコラボ展示企画
2025年1月18日(土)~2月2日(日) ※月・火・水は休館
会場:京都・南座
営業時間:木・金 12:00~18:00(最終入場 17:30)
土・日 11:00~18:00(最終入場 17:30)
【チケット】
前売:2,500円(税込)
当日:2,700円(税込)
※入場時、チケット1枚につき「特典 A5イラストクリアカード(前期1月18日(土)~1月25日(土):全9種、後期1月26日(日)~2月2日(日):全8種 計17種)」をランダムで1枚お渡しいたします。絵柄は選べません。
※会場内音声ガイドでは、必ずイヤホンまたはヘッドホンをご持参してご利用ください。会場でのお貸出しは出来かねます。
イベント公式HP:
https://www.shochiku.co.jp/pj/event/psycho-pass-kabuki
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