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榎本健一の生誕120年を記念し「エノケンMIX」浅草で開催

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ナタリー

「エノケンMIX」記者会見より。

「エノケンMIX」が1月24日から26日まで東京・浅草九劇にて上演される。

これはエノケン(榎本健一)の生誕120年を記念して行われる公演。第1部は浅草オペラ「地獄祭り」、第2部は1931年型ジャズ楽団の演奏と歌唱、第3部は軽演劇「ミュウジック・ゴオズ・ラウンド」Remix版が披露される。

12月25日には東京都内にて記者会見が行われ、出演者のほか、企画者の保利透、演出を手がける山口貴義、台本を担う和田尚久が登壇した。

浅草オペラ「地獄祭り」の上演台本を手がける保利は、エノケンが活躍した聖地浅草での上演にこだわったと話す。山口は「第三部ではエノケンが演じた学生トムの役をあえて女性に演じてもらうことで、エノケンのイメージに引っ張られることなく、作品世界の魅力を再生できると考え、越後静月さんにお願いしました。エノケン独特の身体と存在の『軽さ』も女性の方が出しやすいはず」と話す。

SKD(松竹歌劇団)出身で、現在はSTAS OG 東京レビュー代表を務める榛名珠利は「エノケンさんと同時代に浅草で人気を博したSKDの伝統を活かして浅草のにおいを舞台に加えたい」と言い、同じくSTAS OG 東京レビューの藤城伶維は「今回このような企画に参加できて大変うれしく舞台に立つのが楽しみです。わたしはレビューも浅草の古き良き雰囲気も大好きなので、その世界観を精一杯表現したい」と意気込みを語った。

粕谷雄太は「普段はマイクの前で声だけで演じていますが、演じるという意味では声優も舞台も根本は同じだと思います。朗読劇などと違って今回は台詞をしっかり覚えないといけないので、まずはそこから頑張ります」と語り、会場を和ませる。

越後は「今回エノケンさんの演じたトム役に挑戦させていただくことは大変光栄で身が引き締まる思いです。男役は初めてなので一から研究して越後静月のトムを作りたい」と思いを語った。

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