Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > 華やかな演目が勢ぞろい、歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」スタート

華やかな演目が勢ぞろい、歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」スタート

ステージ

ニュース

ナタリー

松竹創業百三十周年「壽 初春大歌舞伎」昼の部「寿曽我対面」より。

歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」が、昨日1月2日に東京・歌舞伎座で開幕した。

これは、歌舞伎座の1月公演。昼の部は、曽我十郎と五郎の曽我兄弟の仇討ちを描いた祝祭劇「寿曽我対面」で幕開け。1989年の、巳年生まれの年男・坂東巳之助が五郎、そして中村米吉が初役で十郎を勤めるほか、同世代の坂東新悟が大磯の虎役、尾上右近が小林朝比奈役で出演。また、兄弟と敵対する工藤左衛門祐経を中村芝翫が勤める。次の上演されるのは、夢枕獏の小説を元に、20213年に初演された「陰陽師」より、「大百足退治」と「鉄輪」。「大百足退治」では、尾上松緑が初演に続き藤原秀郷を勤め、大百足との立廻りを披露。「鉄輪」では、松本幸四郎が安倍晴明、中村勘九郎が源博雅に扮するほか、松本白鸚が晴明のライバル・蘆屋道満を勤める。

昼の部の幕切れは、亀屋忠兵衛と傾城梅川の悲恋を描いた、上方和事の代表作「封印切」。忠兵衛は、梅川と深い仲だが、身請けの金が用意できない。そんな中、丹波屋八右衛門が忠兵衛の悪口を言い立てたことで、忠兵衛は懐にある公金の封印を切ってしまい……。公演期間により忠兵衛と八右衛門の配役が異なり、初日から14日までは中村鴈治郎が忠兵衛、中村扇雀が八右衛門、15日から26日までは扇雀がが忠兵衛、鴈治郎が八右衛門を勤める。また、傾城梅川を片岡孝太郎が担う。

夜の部の上演演目には、「熊谷陣屋」「二人椀久」「大富豪同心」が並んだ。「熊谷陣屋」は、時代物の名作で、尾上松緑が熊谷直実を初役で勤めた。「二人椀久」では、昨年の公演で「京鹿子娘道成寺」で白拍子花子を日替わりで演じた尾上右近と中村壱太郎が共演。右近が椀屋久兵衛、壱太郎が松山太夫に扮し、美しくはかない舞踊を披露した。「大富豪同心」は、幡大介の時代小説を元にした新作歌舞伎で、ドラマ版と同様に中村隼人が主人公・八巻卯之吉と、卯之吉の瓜二つの男・幸千代を演じる。また、卯之吉の恋人・美鈴を壱太郎、清少将を巳之助、幇間の銀八を右近、将軍・徳川家政を新悟、幸千代の許嫁・真琴姫を米吉が勤めた。また本作で舞台復帰を果たした、94歳の市川寿猿が「無事に病が治って、お客様、ありがとうございます。お客様は神様!」と舞台上で発すると、会場は拍手で包まれた。公演は1月26日まで。

%play_2420_v2% %play_2421_v2%

無断転載禁止