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「ダンボ」ワールドプレミア、ティム・バートンが作品に込めた思い明かす

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コリン・ファレル(後列中央左)、ティム・バートン(後列中央右)、エヴァ・グリーン(後列右端)、マイケル・キートン(前列左から2番目)、ダニー・デヴィート(前列中央)。

「ダンボ」のワールドプレミアが現地時間3月11日に米ロサンゼルスのエル・キャピタン・シアターにて開催され、キャストのコリン・ファレル、マイケル・キートン、ダニー・デヴィート、エヴァ・グリーン、監督のティム・バートンが参加した。

大きすぎる耳のせいで笑い者にされるサーカス団の象ダンボの姿を描いた本作。これまでに「シザーハンズ」「ビッグ・フィッシュ」「アリス・イン・ワンダーランド」などを手がけてきたバートンは「個人的に『ダンボ』は大好き。空飛ぶ象というシンボル的なイメージや、さまざまな感情や思いを呼び起こすところに、特別な愛情とつながりを感じるんだ」と明かし、「個性の違いを強みに変えたとき、人間の強さや美しさに姿を変えるというメッセージが込められているんだよ」と作品の内容に言及する。

ダンボの世話をすることになるホルト役のオファーを快諾したというファレルは「ティムにはものすごく優れた、幻想的な世界への理解がある。ティムがアウトサイダーを取り上げた作品は傑作ばかりだよね」とコメント。「強い個性によって受け入れてもらえないという『ダンボ』の映画もその例外ではない。単に違いを受け入れるのではなく、お互いにその異なる部分を称賛し合うことが大切なんだ」と続ける。またグリーンは「たくさんのハートが込められたとても美しいストーリーよ。新しい解釈を取り入れた本作品は、感動的であり続けながら、そこにティム・バートンのカラーが加わっていて、とても特別なの」と魅力をアピールした。なお本イベントにはアンジェリーナ・ジョリー、ヘレン・ミレンも祝福に駆け付けた。

「ダンボ」は3月29日より全国でロードショー。

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