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「ストップモーション」監督、極限の状況に追い込まれる若いアニメーターに共感

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ナタリー

ロバート・モーガン

サイコロジカルホラー映画「ストップモーション」より、監督ロバート・モーガンのインタビュー映像がYouTubeで公開された。

ストップモーションアニメと実写が融合した本作。劇中では主人公のエラが偉大なアニメーターである母スザンヌ・ブレイクの病により、中断された作品を完成させようと奮闘する。しかし、偶然出会った謎の少女の力を借りたことで、次第に現実と虚構の壁が崩壊し精神的に追い詰められていく。アシュリン・フランチオージがエラを演じた。

モーガンはストップモーションアニメの短編「Bobby Yeah(原題)」で英国アカデミー賞の短編アニメ賞にノミネートされたイギリス人監督。「ストップモーション」は彼の記念すべき長編監督デビュー作となる。

モーガンは映像の中で「若いアニメーターが自らの創造性を見つける物語だ。彼女は制作の過程で創造性の危険さや邪悪さを知る」と紹介し、「独裁的な母親の下で生きてきたエラがその抑圧から抜け出して自分だけの表現を見つけていく」「脅迫的ともいえる力に突き動かされて彼女は極限の状況に追い込まれる」と説明。そして「エラに対する共感なしに、僕はこの映画を作れなかった」と伝えた。

「ストップモーション」は1月17日より東京・新宿シネマカリテほか全国で公開。

©Bluelight Stopmotion Limited / The British Film Institute 2023