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「サラリーマン金太郎」鈴木伸之、苦手な泳ぎのシーンは「海水の塩で浮いていた」

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「サラリーマン金太郎 【暁】編」公開記念舞台挨拶にて、左から下山天、文音、榎木孝明、鈴木伸之、石田ニコル、日高竜太、砂田将宏

映画「サラリーマン金太郎 【暁】編」の公開記念舞台挨拶が東京・新宿バルト9で1月11日に行われ、キャストの鈴木伸之、石田ニコル、文音、榎木孝明、監督の下山天、そして主題歌「Get Wild」を担当したBALLISTIK BOYZより日高竜太と砂田将宏が登壇した。

本宮ひろ志のマンガを原作に、破天荒な元ヤンキーのサラリーマン・矢島金太郎の活躍を描く「サラリーマン金太郎」。2部作の前編となる「【暁】編」では新たな金太郎の誕生が、後編となる「【魁】編」では金太郎が日本を牛耳る巨大利権に立ち向かう姿がつづられる。

鈴木は印象深いシーンとして、榎木演じる大和建設会長・大和守之助との出会いの場面を挙げる。海での撮影を振り返りながら「その後のたき火で(金太郎が)サラリーマンをやりたいと言うシーンも、物語の出発点となるシーンなので。思い出深かったです」述懐。大和を助けるため金太郎が泳ぐシーンもあり、榎木が「泳ぎは苦手だって言ってたのにうまかったよね」と話すと、鈴木は「ドローンで撮っていたんですけど、カットの声も聞こえなくて、ずっと泳ぐしかなかったんです(笑)。限界が来たときにはすでに、海水の塩で浮いていたという感じです」と明かした。

金太郎に好意を寄せる美鈴役の石田は、実際に高級クラブで撮影を行い、作法や酒の出し方をいちから学んだという。そして「鈴木さんとお会いしたときは、本当の金ちゃんだと思ったんです。だからすごくがんばっている金ちゃんを支えられるような美鈴さんになれるように演じさせていただきました」と語る。半グレグループのリーダー・李秀麗役の文音は、ボウリング場での乱闘シーンについて「長時間かけて撮りましたし、ほぼ鈴木くんと一緒のシーンだったので。アクションも『今のよかったと思いますよ』といろいろと声を掛けてくれたのでうれしかったです」と述べ、「私たちのアクションはノースタントなんです! それだけは言っておきたいですね(笑)」と強調した。

主題歌「Get Wild」の話題になると、日高は「金太郎がどんな困難にも立ち向かっていく姿勢をストレートな歌詞に込めさせていただきました。僕たちBALLISTIK BOYZもデビューしてから、夢を叶えていく中でいろんな壁にぶつかりながら、いろんな人に助けてもらったことにリンクする思いがあったので」と解説。砂田も「普段の活動から心がけているんですが、どんどん変わっていく時代の中で、ぶれない軸を大事にしないといけないなと思っていて。金太郎はそれを十二分に持っているし、その思いをいかにして曲で伝えられるかを意識しながら制作させていただきました」と楽曲の持つメッセージを伝えた。

また日高が「金太郎がめちゃくちゃすごい勢いでお酒を飲むシーンあるじゃないですか。すごいなと思うと同時に気になりました(笑)」と劇中のシーンに触れると、鈴木は「さすがにお酒ではなく水ですが、あれ全部飲んでました(笑)」と打ち明け、下山も「一升瓶3本分でしたから(笑)」と付け加える。さらに砂田からの「クラブでいきなり腕立てするシーンはアドリブですか?」という問いに、鈴木は「アドリブです(笑)」と恥ずかしげに回答。石田も「すごくきれいな腕立て伏せでした(笑)」と褒めたたえ、会場全体が大きな笑いに包まれた。

「サラリーマン金太郎 【暁】編」は新宿バルト9ほか全国で公開中。「サラリーマン金太郎 【魁】編」は2月7日に封切られる。

※日高竜太の高は、はしご高が正式表記

(c)本宮ひろ志/集英社(c)2025 映画『サラリーマン金太郎』製作委員会