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「御上先生」松坂桃李の素顔は“意外と明るい”、吉岡里帆は生徒たちの歌声に涙

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日曜劇場「御上先生」隣徳学院始業式の様子

TBSの日曜劇場「御上先生(みかみせんせい)」放送開始を前に、「隣徳学院始業式」と題したイベントが本日1月12日に東京・赤坂BLITZのスタジオで行われ、主演の松坂桃李、共演の吉岡里帆、そして生徒役キャスト27人が出席した。

1月19日より放送の「御上先生」では、東大卒のエリート文科省官僚・御上孝が、官僚派遣制度によって私立高校・隣徳学院への出向を命じられ、18歳の高校生を導きながら権力に立ち向かう様子が描かれる。松坂は3年2組の担任になる御上、吉岡は副担任・是枝文香を演じる。

“考え直すきっかけ”になるドラマ

イベントは「ドラマには一切出ません!」と嘆くなすなかにしのMCのもと進行。はじめに教師陣が登壇し、松坂は「『Personal is Political(個人的なことは政治的なこと)』というワードが劇中で出てくるのですが、生徒1人ひとりの悩みを紐解いていくと、国が抱えている大きな問題につながるということを1話ずつ丁寧に描いていくドラマです。生徒1人ひとりが主体性を持ち、先生と一緒に考えながら、視聴者に問題提起する。それをエンタメ性を強くして伝える作品です」と本作のテーマを解説する。吉岡も「オーディションで選ばれた29名の精鋭。そんな生徒たちの成長を見ながら、自分自身も一緒に成長できたり、社会問題について考え直すきっかけになるドラマです」と語りかけた。

そしてMCの呼び込みを合図に、3年2組の生徒たちが列をなして入場。ほほえみながら見つめる松坂と吉岡の前で、生徒たちは1人ひとり立ち止まってお辞儀し、学校の始業式さながらの教師と生徒のやり取りを見せた。奥平大兼は隣徳学院の特色を問われると「県内屈指の進学校。学びのレベルが高く、頭のいい子たちばかりです」と説明する。蒔田彩珠は、松坂・吉岡との共演について「お二人とも本当に頼りになります。1人ひとり気にかけてくださって、みんなで(作品のことを)考えながら撮影できています」とコメント。「うれしい!」と喜ぶ吉岡の姿に、松坂は「撮影が終わる頃、吉岡さんたぶん泣いちゃうんじゃないかな」と予想する。吉岡は苦笑しながら「御上先生が生徒たちにいろんな教えを伝えていくという構成なので、是枝はできるだけ聞き役として機能できるようにと考えています。私自身も、みんなの話を真正面から受け止めたいと思って現場にいます」と真摯に語った。

生徒たちの「一芸発表会」で驚き&涙

イベントでは、視聴者に生徒たちのことを知ってもらうため一芸発表会が行われた。トップバッターは吉柳咲良、森愁斗、渡辺色、青山凌大、大塚萌香、白倉碧空による歌唱披露。Mrs. GREEN APPLE「点描の唄(feat.井上苑子)」の楽曲を選んだ理由について、吉柳は「男女で歌うので低音高音を生かせるパートが多いと思って選びました」と説明し、6人で練習を重ねてきたことを振り返る。そして感情豊かに歌い終えると、早くも吉岡は涙で目を真っ赤にして拍手を送る。松坂も「撮影が大変で練習する時間もなかったと思うのに、ここまでのクオリティで歌えるなんて本当にすごい!」と驚き混じりに褒めたたえた。

続く八村倫太郎、山下幸輝、矢吹奈子はダンスを披露。Vaundy「Tokimeki」に合わせて軽快なダンスを息ぴったりに踊り、会場を魅了した。松坂は「撮影では山下くん(の役)が僕に冷たい視線を送ってくるので……こんな素敵な表情するんだ」と目を丸くし、またしても驚きを隠せない様子。八村は「けっこう練習したので、あとは楽しく出し切るだけだと思っていたら、みんなが盛り上げてくれたので。超楽しかったです!」とクラスメイトたちに感謝を伝えた。

意外と明るい松坂桃李、スマホが古い吉岡里帆

3番目は永瀬莉子、豊田裕大、奥平によるプレゼン披露へ。永瀬は「制服コーディネート」をテーマに、生徒それぞれ制服の着こなしが違うことを視聴者にアピール。豊田は「ギャップ萌え」と銘打ち、生徒役キャストのオフショットを多数公開して仲の良さをのぞかせる。そして奥平は「先生たちの裏の顔」を紹介。松坂については「初対面から意外と明るい」と述べ、「対立する役だと、役者同士は話さないようにすることもあるんです。でも先生はすごくラフに話してくださって、いい意味で拍子抜けしたというか。緊張せずに臨めてありがたいです」と続ける。また「使っているスマホが古すぎる」と暴露された吉岡は、恥ずかしそうに「iPhone XSです。まだまだ使えるなって」と明かして笑いを誘った。

校歌斉唱で大団円

最後は森がこのイベントのために書き下ろした「隣徳学院校歌」を生徒全員で合唱。ドラマの放送開始に向け、吉岡は「みんなが今日見せてくれた魅力はまだまだ氷山の一角。最後まで見守っていただけたら」、松坂は「これだけ素敵な方たちと作っています。どんどんのめり込んでいける展開になっていますので、お楽しみください」と視聴者に呼びかけた。

イベントには上坂樹里、影山優佳、高石あかり、夏生大湖、安斉星来、今井柊斗、西本まりん、花岡すみれ、野内まる、山田健人、藤本一輝、唐木俊輔、鈴川紗由、芹澤雛梨も参加。なお3年2組の生徒29名のうち、窪塚愛流と真弓孟之は欠席した。本日のイベントの模様はYouTubeなどでアーカイブ配信中だ。

※高石あかりの高は、はしご高が正式表記

日曜劇場「御上先生」

TBS系 2025年1月19日(日)スタート 毎週日曜 21:00~21:54

©TBS