天童荒太の小説「うつろな恋人」舞台化、外輪能隆率いるEVKKで
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EVKK「うつろな恋人」チラシ
EVKK「うつろな恋人」が、3月8・9日に大阪・大阪市立芸術創造館で上演される。
演出家の外輪能隆が代表を務めるEVKK(エレベーター企画)は、大阪を拠点に活動する団体。今回は、直木賞受賞作家・天童荒太の短編小説「あふれた愛」(集英社文庫)に収蔵された「うつろな恋人」を、外輪の脚本・演出で舞台化する。
過度のストレスから色や匂いを感じなくなった塩瀬彰二は、“恋人”がいる桐島智子と出会う。彼女の存在に、失っていた“てざわり”を感じた塩瀬は、エゴイスティックなまでに彼女を追い求めるようになり......。出演者には倉田操、EVKKの澤井里依、中川律、シイナナのあっぱれ北村、旦煙草吸の大下真緖里が名を連ねた。
上演時間は1時間30分を予定。
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