「Flow」監督ギンツ・ジルバロディスのデビュー作「Away」全国で再上映
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「Away」ポスタービジュアル
ラトビアのクリエイター、ギンツ・ジルバロディスが1人で製作・監督・撮影・編集・音楽のすべてを担当した3DCG長編アニメ「Away」の再上映が決定。最新作「Flow」の公開初日と同じ3月14日から、東京・新宿武蔵野館ほか全国のスクリーンにかけられる。
ジルバロディスのデビュー作にあたる「Away」では、飛行機事故で島に不時着した少年が、黒い影から逃れてオートバイで島を旅するさまが描かれる。アヌシー国際アニメーション映画祭では2019年に新設された実験性・革新性の高い長編作品を対象とするコントルシャン賞で初代グランプリに輝いた。
今回の発表に際し、ジルバロディスは「『Away』は私にとって非常に個人的な映画なので、世界中の観客に本作が届けられたことを知って、私はとても恐縮しつつ興奮しています。私に多大な刺激を与えてくれた、ここ日本で再上映されることを本当にうれしく思います」とコメントしている。
なお「Flow」は大洪水にのまれつつある世界で、ある1匹の猫が自分の居場所を捨てて旅立つ物語。アヌシー国際アニメーション映画祭では審査員賞、観客賞など4冠に輝き、第82回ゴールデングローブ賞でアニメーション映画賞を受賞した。第97回アカデミー賞では国際長編映画賞と長編アニメーション賞にノミネートされている。
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