主演は室龍太 キ上の空論の最新作『人骨のやらかい』上演決定
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キ上の空論『人骨のやらかい』メインビジュアル
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すべて見る中島庸介が主宰する演劇ユニット「キ上の空論」の最新作『人骨のやらかい』が、2025年6月12日(木) から17日(火) に東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演される。
2023年に10周年を迎えたキ上の空論は、これまでに何気ない会話の中にある毒と傷、滑稽な人々の日常を描いてきた。2025年最初の公演となる本作で中島は、人間の滑稽さと優しさを描く。
出演には、主演の室龍太をはじめ、『最遊記歌劇伝』など舞台やラジオと幅広く活躍している藤原祐規、『ライチ☆光クラブ』『帝一の國』が代表作である佐藤永典、『あんさんぶるスターズ!』や映像で活躍している奥谷知弘、『獣電戦隊キョウリュウジャー』をはじめ舞台・映像問わずに活躍している丸山敦史、演出・出演とマルチにこなす町田慎吾が決定。そのほか、オーディション応募者468名の中から追加キャストが選ばれる。
本作について、中島によるコメントは下記の通り。
■中島庸介 コメント
最近の世の中はどこか気が滅入るというか、これはきっと僕だけが感じている事ではなくて、多分今の時代、まともでいる事の方が難しいんだと思います。SNSであったり、ニュースであったり、そこで生まれる感情トラブルが、心にそういうウイルスを運んでいるのかもしれません。だからって別に誰かに特別優しくしてほしいなんて思わないですけど。ただ、むやみに傷つける必要はないんじゃないかなって。ちょっとの気遣いで互いの居心地がよくなるなら、そっちの方が絶対にいいと思うんです。今回はそんな想いがきっかけで生まれた話で、優しい人たちの物語です。もちろんそうでない人たちが出てきて、そわそわさせるんですけど。そこらへんは、もはや笑って見てもらいたいです。傷つきやすい日々の中で、笑いと、優しさを届けられたらと思っています。
心強いキャストにも恵まれました。本日発表されたキャストに加え、オーディション応募者468名の中から選ばれる追加キャストにもぜひご期待ください。現在選考中ではありますが、素晴らしいメンバーが揃う事を確信しています。
ぜひ劇場で体感頂けたら嬉しいです。
【ストーリー】
お笑いトリオ“三角コーン”の紡木(つむぎ)は相方たちとうまく噛み合わず、彼女にも振られ、モヤモヤした日々を過ごしている。婿養子として安達家に迎えられた勝士(かつじ)は、妊娠中の妻スミレの機嫌を損ねないよう気を使って生活している。優太(ゆうた)は塾講師や家庭教師をしながら、小説を書いて密かにネットで発信している。
大学時代の友人である紡木、勝士、優太が久々に集まって飲んでいると、紡木は勝士の“とある行為”が気になる。勝士はグラスの中の氷を噛んでいた。「奥さんがやってるのを真似したら癖になっちゃって」と言うが、その姿に紡木は不気味さを感じる。
数日後、動画制作会社の撮影で廃校に訪れた勝士は、教室で“それ”を発見する。そして“それ”を口に含み、噛み砕く……胸が熱くなり高揚感に満たされる勝士は、そのあと――
一方、紡木に優太から連絡が入る。勝士と彼の義母が行方不明だという。紡木はそれを彼の“とある行為”が関係していると考える。
<公演情報>
キ上の空論
『人骨のやらかい』
作・演出:中島庸介(キ上の空論)
【出演】
室龍太
藤原祐規 佐藤永典 奥谷知弘 富田麻帆 石井陽菜 齋藤明里 松永有紘 益永拓弥
藍澤慶子 小日向雪 遠田恵理香
丸山敦史
町田慎吾
ほか
2025年6月12日(木)~17日(火)
会場:東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/jinkotsu/
公式サイト:
https://kijyooo2013.com/jinkotsu/
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