クレプスキュール フィルム配給の6作品を特集上映、「WANDA/ワンダ」など
映画
ニュース

「クレプスキュール フィルム レトロスペクティヴ」チラシ表
2022年に設立された配給会社クレプスキュール フィルムの特集上映「クレプスキュール フィルム レトロスペクティヴ」が、3月22日より東京のシアター・イメージフォーラムで開催される。
これは配給作品第7弾となる「メイデン」の公開を記念したもの。ラインナップには、悲しいほどこっけいな女の逃避行を描くバーバラ・ローデンの監督・主演作「WANDA/ワンダ」、「ムカデ人間」でヨーゼフ・ハイター博士に扮したディーター・ラーザーの遺作となった「ノベンバー」、チェコスロバキア最後の女性死刑囚をモノクロで描いたチェコ映画「私、オルガ・ヘプナロヴァー」、スロベニアの映画監督グレゴル・ボジッチによる「栗の森のものがたり」、行く先々で問題を起こしてしまう制御不能な子供を描く「システム・クラッシャー」、同性カップルの静かな時間を映し出すノルウェー映画「ヒューマン・ポジション」が並ぶ。
なおステッカー付き前売り特別鑑賞券の1回券は税込1200円、3回券は税込3600円で販売。1回券には全3種のオリジナルポストカードがランダムで封入され、3回券には「WANDA/ワンダ」「ノベンバー」いずれかのオリジナルB3ポスターが特典としてプレゼントされる。
グラハム・フォイ監督作「メイデン」は、4月19日よりシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開。
クレプスキュール フィルム レトロスペクティヴ
2025年3月22日(土)~4月18日(金)東京都 シアター・イメージフォーラム
料金:当日一般1400円
※レイトショー
2025年3月22日(土)~26日(水)
- WANDA/ワンダ
2025年3月27日(木)~31日(月)
- ノベンバー
2025年4月1日(火)~5日(土)
- 私、オルガ・ヘプナロヴァー
2025年4月6日(日)~9日(水)
- 栗の森のものがたり
2025年4月10日(木)~13日(日)
- システム・クラッシャー
2025年4月14日(月)~18日(金)
- ヒューマン・ポジション
クレプスキュール フィルムよりメッセージ
「小さな配給会社」と公式Xに記載されたクレプスキュール フィルムは2022年にたったひとりで立ち上げた、文字どおりの“小さな”会社。年2本の少ペースで公開してきた配給作品数も、はや6本。余白のある映画が好き、足りないところは自分の感性で、引き出しで埋めてゆく楽しみがある…を心情に、楽しくも、孤独な作業の作品選び。初日を迎えると、SNSの反応と裏腹に、シビアな日報が届く(泣きたくなることも)。配給作品第7作「メイデン」(4/19~)の公開を記念してレトロスペクティヴ上映を開催します。クレプス配給作品を観ることで、自分のなかの新しい感情との出逢いを…この機会にスクリーンでご堪能ください!