デビュー65周年! 伝説の女優・芦川いづみの魅力に迫る特集上映
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「恋する女優 芦川いづみ デビュー65周年スペシャル」
本日から4月26日(金)まで東京の神保町シアターで特集上映「恋する女優 芦川いづみ デビュー65周年スペシャル」が開催される。日本映画全盛期に活躍した大スターでありながら、1968年に結婚を機に引退して以降は一切、メディアに登場していない伝説的な女優の魅力に迫る特集だ。
芦川いづみは1953年に巨匠・川島雄三に見出され、『東京マダムと大阪夫人』で銀幕デビュー。その後は日活に入社し、川島監督の『洲崎パラダイス 赤信号』『幕末太陽傳』や、石原裕次郎と共演した『乳母車』『あいつと私』『嵐を呼ぶ男』など数多くの作品に出演し、圧倒的な人気を得た。
神保町シアターはこれまでにも何度か芦川いづみの特集をしているが、今回は彼女のデビュー65周年を記念して20作品を上映。中平康監督が描く群像劇の傑作『学生野郎と娘たち』、芦川がメガネっ娘の宣伝部員に扮したラブコメディ『あした晴れるか』、吉永小百合と姉妹役で共演した『真白き富士の嶺』、芦川、吉永、浅岡ルリ子、和泉雅子が四姉妹を演じる『若草物語』など人気作が揃う。
会期中はスタンプラリーカードが配布され、全作品鑑賞者の中から抽選でプレゼントがあたる。また、上映直前の劇場に芦川の音声メッセージが流れる特別企画も開催される。
「恋する女優 芦川いづみ デビュー65周年スペシャル」
4月26日(金)まで神保町シアターで開催中
35ミリフィルム上映
『その壁を砕け』監督:中平康
『霧笛が俺を呼んでいる』監督:山崎徳次郎
『風のある道』監督:西河克己
『男なら夢をみろ』監督:牛原陽一
『学生野郎と娘たち』監督:中平康
『青い街の狼』監督:古川卓己
『あした晴れるか』監督:中平康
『真白き富士の嶺』監督:森永健次郎
『堂堂たる人生』監督:牛原陽一
『嵐を呼ぶ男』監督:舛田利雄
『硝子のジョニー 野獣のように見えて』監督:蔵原惟繕
『青年の椅子』監督:西河克己
デジタル上映
『青春怪談』 監督:市川崑
『佳人』監督:滝沢英輔
『祈るひと』監督:滝沢英輔
『誘惑』監督:中平康
『いのちの朝』監督:阿部豊
『その人は遠く』監督:堀池清
『白い夏』監督:斎藤武市
『若草物語』監督:森永健次郎
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