平常による現・東京文化会館での集大成、ピアノの生演奏に乗せて描く「ロミオとジュリエット」本日まで
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Music Program TOKYO シアター・デビュー・プログラム 平常×萩原麻未「ロミオとジュリエット」より。
Music Program TOKYO シアター・デビュー・プログラム 平常×萩原麻未「ロミオとジュリエット」が昨日1月31日に東京・東京文化会館 小ホールで開幕した。
本公演は東京文化会館が創作する、クラシック音楽と他ジャンルをコラボレートしたオリジナル舞台作品シリーズ。中高生に向けた“シアター・デビュー・プログラム”となる今回は、ウィリアム・シェイクスピア原作の「ロミオとジュリエット」が、平常による脚本・演出・人形操演、萩原麻未によるピアノの生演奏で立ち上げられる。
舞台上には1台のピアノと、大きな花のオブジェが5つ置かれた。“不運な星の下に生まれた恋人たちのたった5日のラブストーリー”とキャッチコピーが付けられた本作では、ロミオとジュリエットの恋模様が、ときに穏やかな、ときに激しいピアノの旋律に乗せてテンポ良く進む。平は黒衣と共に花を動かし、1人で登場人物を演じ分けながら、身体表現と声の表現力を生かした人形操演で若者2人の燃え上がる恋とその結末を、情感たっぷりに立ち上げた。公演は本日2月1日まで。
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