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ルソー、魯山人、タレルまで 世田谷美術館で植物をテーマにしたコレクション展『緑の惑星 セタビの森の植物たち』2月27日から

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塔本シスコ《春の庭》1990年 世田谷美術館蔵

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春に向けて、植物をテーマにした展覧会『世田谷美術館コレクション選 緑の惑星 セタビの森の植物たち』が2月27日(木)〜4月13日(日)、世田谷美術館で開催される。

植物は、人を含めて動物が誕生するより遥か昔に地球に根を張り、雄大にひそやかに生き残ってきた。時に人間の栄養や薬となり、衣服や住まいにもなり、綺麗な空気をつくることを助け、目を楽しませ、心を癒してくれる存在でもある。そんな植物は、古今東西、さまざまな手法で描かれてきた。世田谷美術館のコレクションから約130点の作品を選んで、私たちと植物の関係を考える。

アンリ・ルソー《散歩(ビュット=ショーモン)》1908年頃 世田谷美術館蔵

アンリ・ルソー、北大路魯山人といったセタビコレクション人気の定番作品をはじめ、今回展示される作品の約5割が初公開となる。樹木や木々をモチーフとした吉田善彦の屏風絵や戸谷茂雄の彫刻、森や山や公園など自然の景観を捉えたカミーユ・ボンボワや向井潤吉の絵画、身近な庭を力強い色彩で描いた塔本シスコの絵画、花に焦点を当てた荒木経惟の写真、楽園・ユートピアを表現したアンドレ・ボーシャンの絵画などなど。ジェームズ・タレルのインスタレーション《テレホンブース》(要予約)も展示されるなど、「植物」をテーマとしたことでジャンルを超えて楽しめる。

北大路魯山人《雲錦大鉢》1940年 世田谷美術館蔵

また、1,200名を超える区内小学校の子供たちによる植物の作品が天井に飾られる。その生命感あふれるエネルギーに圧倒されるに違いない。このコーナーでは、誰でも葉や花などを描いて壁の木々に貼り出すこともできる。自分でも描いてみると、人はなぜ植物を描くことに惹かれるのか、その理由がさらにわかるかもしれない。

<開催概要>
『世田谷美術館コレクション選 緑の惑星 セタビの森の植物たち』

会期:2025年2月27日(木)〜4月13日(日)
会場:世田谷美術館 1階展示室
時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜
料金:一般500円、大高・65歳以上400円、中小300円
公式サイト:
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/

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