元劇団四季代表の浅利慶太、悪性リンパ腫にて85歳で死去
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浅利慶太
劇団四季創立メンバーの1人であり演出家の浅利慶太が、7月13日に都内の病院で死去した。85歳だった。
死因は悪性リンパ腫。葬儀は親族のみで執り行われ、後日お別れの会が実施される予定だ。浅利は1933年3月16日生まれ。1953年に慶應義塾大学、東京大学の学生を中心に10名で劇団四季を結成する。以後、劇団の代表としてほぼ全作品のプロデュースや演出を手がけ、「ウェストサイド物語」「コーラスライン」「ライオンキング」など海外作品の翻訳上演をはじめ、「夢から醒めた夢」「ユタと不思議な仲間たち」「昭和の歴史三部作(「ミュージカル李香蘭」「ミュージカル異国の丘」「ミュージカル南十字星」)」などオリジナルミュージカルも製作した。
2014年に代表を退いてからは浅利演出事務所を設立し、“浅利慶太プロデュース公演”として計12公演の演出を担当。最後の舞台は、今年4月に東京・自由劇場で上演された「ミュージカル李香蘭」となった。