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「演技合戦も存分にご堪能いただける」とマキノノゾミが自信、「殿様と私」幕開け

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まつもと市民芸術館プロデュース「殿様と私」より。(撮影:山田毅)

まつもと市民芸術館プロデュース「殿様と私」が本日2月13日に長野・まつもと市民芸術館 小ホールで開幕した。

マキノノゾミが文学座に書き下ろし、2007年に初演された「殿様と私」は、「王様と私」を下敷きに、お家存続のために西洋文化を学ぼうとする“殿様”こと白河義晃と、義晃のダンスの指南役となるアメリカ人女性アンナ・カートライトを中心とした物語が展開する。今回はマキノが作・演出を手がけ、白河義晃役で升毅、アンナ・カートライト役で水夏希が出演。そのほか、久保田秀敏、平体まひろ、武居卓、喜多アレクサンダー、水野あや、松村武がキャスティングされた。

開幕に際しマキノは「本作の見どころの一つは、“日本語話者と英語話者のディスコミュニケーション”が芝居全体のモチーフとなっていながら、セリフ自体はすべて日本語であること。アンナは設定上英語を喋っているので、観客が全て日本語のセリフを聴きながらも、「ああ、この部分は英語なんだな」とわかるようにしたいんです。想像力を刺激する高度な演劇的仕掛けを楽しんでいただきたいですね。今回のキャストは、一人ひとりが個性豊かで素晴らしい俳優さんたちです。その演技合戦も存分にご堪能いただけると思っています。大らかに笑えて泣ける、とても良い舞台になると思いますから、ぜひ観にいらしてください」とコメントした。

上演時間は休憩を含む約2時間45分。松本公演は2月16日まで。本作はその後、28日から3月2日まで大阪・近鉄アート館でも上演される。

マキノノゾミ コメント

松本には30年ぶりに参りましたが、変わらず美しい街です。キャスト、スタッフともに、美しい街を散策、堪能しつつ、たいへん落ち着いた気分でのびのびと稽古しました。文化や創造には、このような精神のゆとりのようなものが大切なのだなと改めて感じます。

本作の見どころの一つは、“日本語話者と英語話者のディスコミュニケーション”が芝居全体のモチーフとなっていながら、セリフ自体はすべて日本語であること。アンナは設定上英語を喋っているので、観客が全て日本語のセリフを聴きながらも、「ああ、この部分は英語なんだな」とわかるようにしたいんです。想像力を刺激する高度な演劇的仕掛けを楽しんでいただきたいですね。

今回のキャストは、一人ひとりが個性豊かで素晴らしい俳優さんたちです。その演技合戦も存分にご堪能いただけると思っています。大らかに笑えて泣ける、とても良い舞台になると思いますから、ぜひ観にいらしてください。

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