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報道写真家リー・ミラーの実話を映画化、ケイト・ウィンスレット主演作が公開

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「リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界」ポスタービジュアル

報道写真家リー・ミラーの人生を映画化した「Lee」が、「リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界」の邦題で5月9日に公開される。ケイト・ウィンスレットが主演を務め、製作にも名を連ねた。

ファッションモデルから転身し、20世紀を代表する写真家となったリー・ミラー。マン・レイ、パブロ・ピカソ、ココ・シャネル、ジャン・コクトー、ダリ、コンデ・ナストらを魅了し、強い使命を持って戦争の最前線を駆け抜けた。「シビル・ウォー アメリカ最後の日」の主人公のモデルになったことでも知られる。

リーの人生に深く感銘を受けたウィンスレットは、8年以上の歳月を掛けて映画化した。監督は本作で長編映画デビューを果たしたエレン・クラス。彼女が撮影監督を務めた「エターナル・サンシャイン」以降、親交のあったウィンスレットが監督に抜擢した。さらにアンディ・サムバーグ、アレクサンダー・スカルスガルド、マリオン・コティヤール、ジョシュ・オコナー、アンドレア・ライズボロー、ノエミ・メルランらが脇を固める。

あわせてポスタービジュアルと予告編も到着した。ポスタービジュアルは、実在する写真「ヒトラーの浴室のリー・ミラー」を再現したもの。1945年にアドルフ・ヒトラーが夫人とともに独ベルリンの総統地下壕で自死した当日、ミュンヘンにあるヒトラーのアパートの浴室でリー自らが被写体となり、戦争の終わりを伝えた歴史的な1枚だ。

YouTubeで公開された予告編は、ウィンスレット演じるリーが南フランスでモデルやアーティスト仲間と華やかに過ごす時代から始まる。写真家に転身すると、かつてカバーモデルとして活躍していたVOGUE誌に自らの写真を売り込み、「撮られる側ではなく、撮る側でありたい」という信念を貫いて才能を開花させていく。しかし第2次世界大戦が勃発し、世界は一変。リーは男性社会の壁に立ち向かい、従軍記者の権利を勝ち取るが、写真が掲載されないことを知って絶望と怒りを感じる。

(c)BROUHAHA LEE LIMITED 2023