岡田准一主演で名曲の誕生秘話 映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』2026年に公開「ピアノを弾くこともチャレンジ」
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岡田准一
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すべて見る海外では「SUKIYAKI」の名前で愛されている坂本九の名曲「上を向いて歩こう」の誕生秘話を、事実に基づいたフィクションで描く映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』が、2026年に公開される。
本作の主人公は作曲家の中村八大。彼は若いころから天才と呼ばれたジャズピアニストであり、「上を向いて歩こう」のほかに、「明日があるさ」「こんにちは赤ちゃん」「遠くへ行きたい」「世界の国からこんにちは」、さらに『笑点』のテーマソングも手がけている。
そんな中村八大役を演じるのは岡田准一。「上を向いて歩こう」を生み出したその栄光の軌跡と挫折、彼が抱いた歓喜と苦悩、中村八大が生き抜いた壮絶な人生に全身全霊で挑む。中村八大役を演じるにあたり、岡田は「素晴らしい天才ジャズピアニストで、戦争から高度成長期の時代に深く織り込まれた体験や、ジャズを追い求めた八大さんが、日本人の心に染み渡る音をいかにして生み出していったのかを大切に演じていきたいと思います」とコメント。また、「母がピアノの先生なので、ピアノを弾く役は親が喜んでくれると思い、とても嬉しいのですが、小学生の頃やたまにライブで弾く程度だったので、今回ピアノを弾くということもチャレンジになります」と天才ジャズピアニストを演じるために、ピアノを特訓していることを明かした。
監督は『糸』『ラーゲリより愛をこめて』などで知られる瀬々敬久、脚本は『あゝ荒野』『正欲』を手がけた港岳彦、そして音楽は『モテキ』『竜とそばかすの姫』を担当した岩崎太整と、『すばらしき世界』の音楽を担当したジャズピアニスト・林正樹がそれぞれ務める。なお中村八大とともに“六八九トリオ”と呼ばれた作詞家・永六輔役と、坂本九役は後日発表される。
■中村八大役:岡田准一 コメント全文
この企画は名曲「上を向いて歩こう」などの数々の日本の名曲を作った、中村八大さん、永六輔さん、坂本九さん、3人の友情の物語、伝記だと思います。
僕が演じるのは中村八大さんです。素晴らしい天才ジャズピアニストで、戦争から高度成長期の時代に深く織り込まれた体験や、ジャズを追い求めた八大さんが、日本人の心に染み渡る音をいかにして生み出していったのかを大切に演じていきたいと思います。
個人としては、母がピアノの先生なので、ピアノを弾く役は親が喜んでくれると思い、とても嬉しいのですが、小学生の頃やたまにライブで弾く程度だったので、今回ピアノを弾くということもチャレンジになります。
昔の話ではなく、今にも繋がる心の歌というものを届けられたらなと思いながら撮影に臨みます。是非楽しみにしていていただけると幸いです。
■監督:瀬々敬久 コメント全文
戦後の疲弊や貧困から脱却しようとした日本の時代を象徴するような歌、それを作った人々の人生模様を映画にする。その多大なミッションの重責に今から身震いしています。ただ、そこは自由に、希望の歌となりえるように、今必要とされるような元気な映画を、私たちの六八九トリオを中心とし、素晴らしきチームとなって共に作っていこうと思っています。
■企画・プロデュース:高明希 コメント全文
「世界中の人の心を動かした名曲『SUKIYAKI』のように、この映画も、世界中の人の心に届けたい」。先が見えないコロナ禍、六八九トリオのご家族とお会いし、取材を重ねる中で、戦後の焼け野原から、新しいものを作り上げた男たちのエネルギーに、今を生きる私自身が鼓舞され、強くそう願うようになりました。
当時の息吹を掴み取ってくれた瀬々監督率いる頼もしいスタッフのもとに、八大さんのクリエイティビティに共鳴してくれた岡田准一さんを筆頭に、素晴らしいキャストが集結しています。2026年、極上のメンバーで、極上の音楽と共に、極上の映画を世界中にお届けします。
<作品情報>
『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』
2026年公開
(C)「SUKIYAKI 上を向いて歩こう」製作委員会
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