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リスト、ドビュッシー、そしてベートーヴェン 音がクリアな空間で“外山啓介の音色”を堪能するプレミアム・リサイタル!

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外山啓介 (C)Yuji Hori

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ピアニスト外山啓介が贈る珠玉のピアノ・リサイタルが、3月20日(木・祝) に音響の美しさに定評のあるトッパンホールで開催される。素晴らしい音響を誇り、約400席の親密な空間で外山の繊細な音色を堪能する年に一度のプレミアム・リサイタルだ。今回のプログラムのメインとなるのはベートーヴェンのピアノ・ソナタ第30番と第31番となる。

外山が「ずっと憧れていた」と語る後期三大ソナタ(第30~32番)は、ピアノ曲におけるベートーヴェンが辿り着いた境地ともいえる作品だ。外山が初めて挑んだのは2016年。その際に演奏したのは第31番だった。温かみのある旋律にはじまり、終楽章では情感溢れる「嘆きの歌」と規模の大きいフーガを経て、希望溢れるフィナーレを迎える。外山は第31番について「全ての音にベートーヴェンの音楽に対する愛が込められている」と感じたと語っている。今回のリサイタルを締めくくる曲として選曲しており、約10年の時を経て成熟度を増した外山の演奏家としての自信がうかがえる。より深く、豊かにベートーヴェンが込めた音楽愛を表現となるだろう。

第30番をリサイタルで取り上げるのは初めてだ。穏やかに始まる第1楽章、対照的に悲劇性を湛えた激しい第2楽章はともに簡潔であり、続く第3楽章はゆったりとした主題を持つ長大な変奏曲と展開する。ソナタ形式から解き放たれたベートーヴェンの自由な発想と大胆さに溢れた傑作で、演奏には高い技巧が必要とされる。「いつかベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲を弾きたい」と語る外山がまたひとつの高みを登る瞬間に期待したい。

前半の最後を飾るリストの「オーベルマンの谷」も外山が愛してやまない作品だ。リストの代名詞とも言える超絶技巧が前面に出ず、和声の美しさが引き立つ。セナンクールの小説『オーベルマン』の主人公の経験や精神の遍歴が、シンプルで哀愁に満ちた旋律で見事に表現されており、定評ある外山の繊細なピアニズムが光るに違いない。

ドビュッシーのピアノ曲は没後100周年にあたる2018年にも集中的に取り上げた。今回は荘厳で美しい「沈める寺」をリサイタルの冒頭で演奏し、後半ではドビュッシーのセンスとユーモアが冴える《12のエチュードより「5本の指のための(チェルニー氏による)」》と《レントより遅く》、そして初期の代表曲でありロマンチックで美しい《ノクターン》を演奏する。外山はドビュッシーの魅力を「どんなに複雑に展開しても最後は救いのある和声が登場する人間味」と語る。叙情溢れる多彩な旋律を楽しもう。

<公演情報>
外山啓介 ピアノ・リサイタル

3月20日(木・祝) 東京・トッパンホール

『外山啓介 ピアノ・リサイタル』

チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2455856

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