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ティモシー・シャラメから日本のファンへメッセージも『名もなき者』キャストによるインタビュー映像公開

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左より)エル・ファニング、ティモシー・シャラメ、モニカ・バルバロ

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2月28日(金) に公開される映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』より、メインキャスト3名のインタビュー映像が公開された。

本作は、60年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムに駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子を描く。ボブ・ディランをティモシー・シャラメが演じ、ジェームズ・マンゴールド監督がメガホンを取った。

公開されたのは、ボブ・ディランを演じるティモシー・シャラメ、ディランの恋人、シルヴィ・ルッソを演じるエル・ファニング、そしてジョーン・バエズを演じたモニカ・バルバロという若手スターが勢揃いしたインタビュー映像。シャラメをセンターに、3人並んで作品への想いを明かす貴重な3ショットとなっており、役作りや撮影秘話などが語られている。

シャラメはディラン本人からSNSで「主演のティミー(ティモシー・シャラメ)は素晴らしい俳優だから、真実味のある私を演じてくれるだろう」と言及されたことについても触れており、「最高だったよ、僕はXが大好きなんだ。そのXに彼本人が投稿して……Xばかり見てる。つい見ちゃう」と笑顔で話し、ファニングやバルバロとも和気藹々とした雰囲気に。また、3人の思わぬ素顔が垣間見える瞬間が映し出され、「彼の投稿を見てお墨付きを得たと感じたね。彼はヒーローであり伝説だから最高にうれしかった。憧れのヒーローが、“いいぞ その調子だ”と認めてくれた感覚さ」と素直な喜びを明かしている。

そんな憧れの存在だったというディラン役を演じるにあたり、シャラメは「最善の表現方法を探すことに苦労したよ。感傷的なシーンもあればロックを歌うシーンもある。本作では実話に解釈を加えているけど、登場人物は実在する人ですごい時代を駆け抜けた人だ。だから正確に演じたかった。題材になった人を不満にさせるのは嫌だからね」と、プレッシャーを感じていたという。

ファニングはというと、「シルヴィが単なる恋人にならないように私も最善の表現方法を模索した。彼女の複雑さや深みを表現し、地に足の着いた強い女性を演じた。本質を捉えて演技に反映したの。いつかボブが映画を観てくれた時に思い出が表現されていると感じてほしい」と、役柄に込めた想いを明かしている。

そして、シャラメ同様、劇中で見事な歌とギター演奏を披露しているバルバロは「音楽をものにするのには苦労したわ。全員が素晴らしいミュージシャンだからね。でもエルの言ったことが大きい。どのミュージシャンも尊敬すべき人で敬意を持って演じたいという思いがある。でも彼らの人間らしさを伝えたいという想いもあって、欠点も自然な形で表現したいと思っていた。輝かしい部分と欠点のバランスが難しかったわ」と、本作で挑んだ音楽シーンの苦労にも触れながら、当時の心境を語っている。

映像の最後には3人を代表してシャラメが、「ファンの皆さん、応援をありがとう。ディランたちは歴史的存在で多くのファンがいるけど、日本にも大勢いるよね。ディランは日本でも何度も公演を成功させた。僕のお気に入りも武道館でのライブなんだ。1970年代の公演を収めたものだ。僕たちが本作に注ぎ込んだ情熱を感じ取ってほしい。ありがとう」と日本の観客へ向けたメッセージを送った。

ティモシー・シャラメ&エル・ファニング&モニカ・バルバロ インタビュー特別映像

<作品情報>
映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』

2月28日(金) 公開

公式サイト:
https://www.searchlightpictures.jp/movies/acompleteunknown

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