マカロニウエスタン風復讐劇「皆殺しに手を貸せ」公開、吹替版に松本梨香・堀内賢雄ら
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「皆殺しに手を貸せ」場面写真
“マカロニウエスタン”に影響を受けたアメリカ製の西部劇「皆殺しに手を貸せ」が4月11日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、K's cinema、池袋シネマ・ロサほか全国で順次公開される。このたび日本公開版予告と新場面写真が解禁された。
「未体験ゾーンの映画たち2025」の1本として今年1月に限定上映されていた本作。舞台は、西部開拓時代が終焉を迎えつつある1870年のアメリカだ。泥棒稼業から足を洗い、夫と慎ましく暮らしていたモリー・ペイは、無実の罪により夫を賞金稼ぎに殺される。亡き夫の名誉のため無実を証明しようとする中で、背後に潜む大いなる陰謀に気付いたモリー。彼女は死神に己の魂を差し出すことで復讐の鬼と化し、悪に裁きを下す。
監督を務めたのは、これまでに「Erasure(原題)」「Exposure(原題)」を手がけた米カンザス出身のオースティン・スネル。「カンザス・ゾンビ」シリーズに出演したシェリー・リペルがモリー役で主演を務め、ジェフ・ボワイエ、デイン・シュービー、デヴァン・R・ガルシア、カルメン・アネロ、パトリック・ポーもキャストに名を連ねた。
このたびYouTubeで公開された映像には、死神と契約するモリーの姿や、彼女が返り血を浴びる様子、大きな屋敷前での爆破シーンなどが矢継ぎ早に映し出される。ナレーションは、俳優のアンディ本山と西村俊彦からなるユニット・ハンバーグらぁめんが担当した。
なおMotion Galleryでは、日本語吹替版の制作・上映を支援するクラウドファンディングを実施中。脚本は「唐獅子仮面/LION-GIRL」で知られる光武蔵人が執筆し、キャストとして松本梨香、堀内賢雄、杉田智和、岩崎諒太、新田恵海、森川智之が参加した。リターンには、吹替版の先行ダイジェスト映像の視聴、オンライン試写会、限定ポスター、支援者限定で参加できる監督・キャストの来日トークイベントなどが用意されている。
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