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現代サーカス集団ながめくらしつの目黒陽介がSePT独舞に登場、シアタートラムにて『ライフワーク』を上演

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©川並京介

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世田谷パブリックシアターが注目の振付家・ダンサーのソロダンスを取り上げ、人気を得ている「SePT独舞」シリーズ、その最新作が、2025年3月7日(金) から9日(日)に東京・シアタートラムにて上演される。今回登場するのは、現代サーカス集団ながめくらしつの目黒陽介だ。

ながめくらしつは、ジャグラー・演出家の目黒陽介によって2008年に結成された、国内における数少ない現代サーカスカンパニーの先駆け的存在。ジャグリング等のサーカステクニックを基底に、音楽やダンスなど多様なジャンルのアーティストと協働しながら、劇場を中心に大道芸やフェスティバル、美術館、学校公演等のさまざまな空間で活動している。

目黒陽介独演『ライフワーク/初演』(2022) 現代座ホールより ©川並京介

今回上演される『ライフワーク』は、コロナ禍を経て変化した世界を冷静に見つめ、目黒陽介自身がひとりのジャグラーとして原点に返り、「1名のジャグラーとミュージシャンがひとつの舞台美術のみで演じる」という構想のもと、約2年の歳月をかけて創り上げた、ソロの現代サーカス舞台作品。タイトルの言葉どおり、目黒の”ライフワーク”としても、一生をかけて、回を重ね、少しずつ変化させる作品でもあるという。ミニマムな構成の中にカンパニーの持ち味が濃縮された本作は、2022年6月の東京都小金井市・現代座会館での初演後、同年10月に「FESTAまつもと2022」(長野県松本市)で再演、2023年9月に「豊岡演劇祭2023フリンジ【セレクション】」(兵庫県豊岡市)で2度目の再演が実現した。

7年ぶりの再演となる今回の上演際して、目黒は「シアタートラムは、10年前に初めて公演をした劇場であり、自分にとって特別な場所です。に新しい挑戦を求められるこの劇場で、今回、自分にとって一番の挑戦を迎えます」とコメントを寄せている。

イーガル

音楽監督を務めるのは、本作初演から参加し、約70分にわたる全楽曲を手掛けるイーガル。現代音楽作曲家兼プレイヤーとしてマルチに活躍するピアニストだ。ゲストミュージシャンとして、さまざまな賞を獲得し、カナダ・モントリオールを拠点に国際的に活躍する八坂公洋、またKAGEROやSaraGraceʼs OneHotNight等に参加しジャンルを超えた多彩な活動が光る菊池智恵子が参加。本公演のために創られた3パートに分かれる新曲を、彼らが1パートずつ日替わりで演奏する。

八坂光洋 ©Alexandre Paskanoi
菊池智恵子

■目黒陽介 コメント全文

2008年にながめくらしつを結成してから演出家として活動を続けてきました。コロナ禍の影響もあり、また単純な時の流れもあり、それまで一緒に活動していたアーティストのほとんどが他の地域へ移住してしまいました。
「自分には、いったい何が残っているんだろう?」と、自身のプレイヤーとしての存在意義に疑問を抱く時期がありました。それを乗り越えて創作が始まったのが、この『ライフワーク』です。自分が一生続けていきたいジャグリングの演目を5つ選んで構成したこの作品は、振付を変えながら今回で4度目の上演になります。
私は3月で40歳、ジャグリングを始めて26年になろうとしています。会場となるシアタートラムは、10年前に初めて公演をした劇場であり、自分にとって特別な場所です。常に新しい挑戦を求められるこの劇場で、今回、自分にとって一番の挑戦を迎えます。どうか劇場に足をお運びください。

<公演情報>
SePT独舞 vol.24
ながめくらしつ目黒陽介独演『ライフワーク』

演出/出演:目黒陽介
音楽監督:イーガル
演奏:八坂公洋(3月7日)、菊池智恵子(3月8日)、イーガル(3月9日)

2025年 3月7日(金) 〜9日(日)
会場:東京・シアタートラム

公式サイト:
https://setagaya-pt.jp/stage/22675/

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