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お金のため卵子提供ドナーに志願するも、自身の妊娠を知る…「石門」本編映像

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「石門」場面写真

映画「石門(せきもん)」より、主人公が自身の妊娠を知るシーンを捉えた本編映像が解禁された。

2019年の中国湖南省・長沙市を舞台に、望まぬ妊娠に直面した20歳の女性リンの姿が描かれる本作。彼女は単発の仕事で日銭を稼ぎながら、客室乗務員になるための勉強をしていた。ある日、郊外で診療所を営む両親が、死産の責任として賠償金を迫られる。自分が妊娠1カ月と知ったものの、子供を持つことも中絶も望まなかったリンは、両親を助けるため賠償金の代わりに、この子供を提供することを思いつく。

「フーリッシュ・バード」のヤオ・ホングイがリンを演じたほか、リウ・ロン、シャオ・ズーロン、ホアン・シャオション、リウ・ガンも出演した。監督は、中国湖南省出身のホアン・ジーと、東京出身の大塚竜治が夫婦で務めている。

このたびYouTubeで公開された映像には、リンが卵子提供ドナーの検査結果を聞かされる場面が収録された。彼女を別室に呼び出した仲介人が「あなたは妊娠1カ月よ」「中絶から1カ月も経てばまたドナーに志願できるわ。困ったことがあればいつでも電話して」と伝えるシーンや、別のドナー候補の面接を終えた依頼人が「彼女もドナーなの?」とリンに興味を示す様子が映し出される。

「石門」は全国で順次公開中。なお本作は2023年の第60回金馬奨で、最優秀作品賞と最優秀編集賞を受賞を受賞した。

©YGP-FILM