「ラストの涙腺崩壊率はおそらく過去最高」 4度目のミュージカル『手紙』明日開幕
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映画やドラマにもなった東野圭吾による同名小説を原作に、2016年にミュージカル化された『手紙』。2017年と2022年にも上演されたオリジナルミュージカルが、明日3月7日(金)より東京・東京建物 Brillia HALLにて4度目の上演を迎える。毎度「再演」という表現は用いず、少しずつ改訂を重ねてきた作品で、今回も新曲や新たな演出を加えての上演だ。
脚本と作詞(共同)は、『アナと雪の女王』をはじめとする海外ミュージカルの訳詞家として広く知られ、オリジナルミュージカルの脚本・作詞家としても『生きる』『バケモノの子』『ゴースト&レディ』などで高い評価を得ている高橋知伽江。作曲・音楽監督・作詞(共同)は、数々のミュージカルで音楽監督を務め、オリジナルミュージカルの作曲作品には高橋と組んだ『DAY ZERO』などがある深沢桂子。そして演出は、2017年に『ジャージー・ボーイズ』及び本作の2017年版により菊田一夫賞を、2024年には『ラビット・ホール』『ラグタイム』により読売演劇大賞を受賞した藤田俊太郎が務める。
高校生の弟・直貴(村井良大)の進学費用のために空き巣に入り、強盗殺人を犯してしまった兄・武島剛志(spi)。そのニュースはすぐに広まり、加害者家族となった直貴に向けられる周囲の目は一変した。直貴が卒業を控えたある日から、服役中の兄から月に一度、必ず手紙が届くようになる。そこには獄中での穏やかな生活が綴られていたが、直貴は“強盗殺人犯の弟”というレッテルにより、次々と夢を奪われ苦しみ続けていた。月日が経ち、家族を持った直貴は、ある出来事をきっかけに大きな決断を下す――。
出演はほかに、優河、鈴木悠仁、青木滉平、稲葉通陽、青野紗穂、染谷洸太、遠藤瑠美子、五十嵐可絵、川口竜也ら。藤田が「2025年のこのメンバーでしか創れない鮮烈な『手紙』を上演したい」と意気込み、今回の上演にあたっても加筆した高橋が「ラストの涙腺崩壊率はおそらく過去最高です」と自信を覗かせる、2025年版の『手紙』に期待が高まる。
ミュージカル「手紙」2025 PV
文:熊田音子
<公演情報>
ミュージカル『手紙』
原作:東野圭吾
脚本・作詞:高橋知伽江
作曲・音楽監督・作詞:深沢桂子
演出:藤田俊太郎
出演:
村井良大 spi 優河
鈴木悠仁 青木滉平 稲葉通陽 青野紗穂
染谷洸太 遠藤瑠美子 五十嵐可絵 川口竜也
江原璃莉/君塚歌奏(Wキャスト)
【東京公演】
日程:2025年3月7日(金)~3月23日(日)
会場:東京建物 Brillia HALL
【大阪公演】
日程:2025年3月29日(土)~3月31日(月)
会場:SkyシアターMBS
【岡山公演】
日程:2025年4月5日(土)・6日(日)
会場:岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/tegami2025/
公式サイト:
https://musical-tegami.srptokyo.com/
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