SePT独舞vol.24 目黒陽介『ライフワーク』本日開幕「これまでの再演の中で一番の挑戦になる」
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ながめくらしつ『ライフワーク』2025 (C)加藤春日
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すべて見るSePT独舞 vol.24 ながめくらしつ目黒陽介独演『ライフワーク』が、2025年3月7日(金) に東京・シアタートラムで初日を迎える。
本公演は、注目の振付家・ダンサーのソロダンスを上演するシリーズ「SePT独舞」の最新作。ながめくらしつは、ジャグラー・演出家の目黒陽介によって2008年に結成され、国内における現代サーカスジャンルの先駆け的存在として活動してきた。そのレパートリー作品である『ライフワーク』は、ソロのジャグリングで演じられる約70分の舞台作品。ピアノの生演奏に包まれた舞台上で、黒い壁の前に佇むひとりのジャグラーが、投げては落ち転がるモノたちと向き合い対話を重ねながら、様々な情景を紡ぎ出していく。
本作について目黒は、「この作品では、自分が一生をかけて追求していきたいジャグリングの演目を5つ選んで作品にしています。今までの公演では、さまざまな人たちと一緒にパフォーマンスをしてきましたが『ライフワーク』はジャグラーがひとりとミュージシャンがひとりだけです。シンプルに、純粋にジャグリングと音楽がそこにあれば良いかなと思っています」とコメント。また「2022年6月に東京での初演、同年10月に松本、2023年9月に豊岡での再演を経て、今回で4度目の上演となります。会場となるシアタートラムは、2014年から2018年にかけて3つの公演を行った特別な場所で、常に新しい挑戦を求められる劇場です。今回が、これまでの再演の中で自分にとって一番の挑戦になる予感がします」と意気込みを語った。公演は2025年3月9日(日) まで。



■目黒陽介 コメント全文
僕は10代からジャグリングのパフォーマーとして活動してきました。ながめくらしつを2008年に結成してからは演出家としても活動をしており、それぞれの活動を束ねた集大成としてこの『ライフワーク』という作品を創りました。
この作品では、自分が一生をかけて追求していきたいジャグリングの演目を5つ選んで作品にしています。今までの公演では、さまざまな人たちと一緒にパフォーマンスをしてきましたが『ライフワーク』はジャグラーが1人とミュージシャンが1人だけです。シンプルに、純粋にジャグリングと音楽がそこにあれば良いかなと思っています。
2022年6月に東京での初演、同年10月に松本、2023年9月に豊岡での再演を経て、今回で4度目の上演となります。会場となるシアタートラムは、2014~2018年にかけて3つの公演を行った特別な場所で、常に新しい挑戦を求められる劇場です。今回が、これまでの再演の中で自分にとって一番の挑戦になる予感がします。
ジャグリングを始めて約25年。ここまで続けることになるとは、当時の自分は全く思っていなかったのですが、いろいろな出会いや出来事が重なりジャグリングも人前に立つことも続けています。時を経て変わっていくその時々の自分の考えや身体との向き合い方の変化も緩やかに受け入れながら、この『ライフワーク』を続けていきたいと願っています。
どうぞ劇場に足をお運びください。お待ちしております。
(C)加藤春日
<公演情報>
SePT独舞 vol.24
ながめくらしつ目黒陽介独演『ライフワーク』
演出/出演:目黒陽介
音楽監督:イーガル
演奏:八坂公洋(3月7日)、菊池智恵子(3月8日)、イーガル(3月9日)
2025年3月7日(金) 〜9日(日)
会場:東京・シアタートラム
公式サイト:
https://setagaya-pt.jp/stage/22675/
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