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新演出&オール新キャストで描く“アンチ・ヒーロー”の傑作 ミュージカル『ボニー&クライド』本日開幕

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ミュージカル『ボニー&クライド』ビジュアル

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1930年代、世界恐慌下のアメリカ中西部で銀行強盗や殺人を繰り返した実在のギャングカップル、クライド・バロウ&ボニー・パーカー。その生き様が映画『俺たちに明日はない』(1967)で描かれたことで日本でも一躍有名になったふたりを題材に、フランク・ワイルドホーン(『ジキル&ハイド』『デスノート THE MUSICAL』『ケイン&アベル』)の音楽によってミュージカル化された『ボニー&クライド』が、本日3月10日(月)より東京・シアタークリエで上演される。2011年にブロードウェイで開幕後、2012年には早くも日本初演。その後ブラッシュアップされて2022年のロンドンで再演され、2023年には宝塚歌劇団によっても上演された作品の、新演出&オール新キャストでの登場だ。

舞台は1930年代のテキサス。脱獄したばかりのクライド(柿澤勇人/矢崎広)は、カフェでウェイトレスとして働くボニー(桜井玲香/海乃美月)と運命的な出会いを果たし、恋に落ちる。クライドと共に脱獄した兄のバック(小西遼生)は、妻ブランチ(有沙瞳)が働く美容室に戻ったものの、兄弟を探して店に現れたシュミット保安官(鶴見辰吾)の恫喝と妻の説得により、刑期を全うすることを決意。一方、強盗を繰り返して再び刑務所に送られたクライドを、ボニーは幼馴染の保安官テッド(吉田広大/太田将熙)や母エマ(霧矢大夢)の反対を押し切って支え続ける。やがてクライドが脱獄に成功すると、ボニー&クライドは前代未聞のギャングカップルとして大衆から英雄視されるようになるのだが……?

上演台本と演出を手掛けるのは、2023年に音楽劇『スラムドッグ$ミリオネア』(上演台本・作詞・演出)とミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』(上演台本・演出)で菊田一夫演劇賞を受賞し、今年8月には平野啓一郎の長編小説をミュージカル化する『ある男』でも脚本・演出を務めることが発表されている瀬戸山美咲。ミュージカル界注目の劇作・演出家は、この魅力的なキャスト陣と共に、果たしてどんな『ボニー&クライド』を描き出すのだろうか。

『ボニー&クライド』 柿澤勇人/矢崎広/桜井玲香/海乃美月 「♪ピクチャー・ショー」「♪残すのさ名前を」

文:熊田音子

<公演情報>
ミュージカル『ボニー&クライド』

脚本:アイヴァン・メンチェル
歌詞:ドン・ブラック
音楽:フランク・ワイルドホーン
上演台本・演出:瀬戸山美咲
訳詞:高橋知伽江
音楽監督・ピアノコンダクター:前嶋康明
振付:松田尚子

出演:
クライド・バロウ(Wキャスト):柿澤勇人/矢崎広
ボニー・パーカー(Wキャスト):桜井玲香/海乃美月
バック:小西遼生
ブランチ:有沙瞳
テッド(Wキャスト):吉田広大/太田将熙
エマ:霧矢大夢
シュミット保安官:鶴見辰吾 ほか

【東京公演】
日程:2025年3月10日(月)~4月17日(木)
会場:シアタークリエ

【大阪公演】
日程:2025年4月25日(金)~4月30日(水)
会場:森ノ宮ピロティホール

【福岡公演】
日程:2025年5月4日(日・祝)・5日(月・祝)
会場:博多座

【愛知公演】
日程:2025年5月10日(土)・11日(日)
会場:東海市芸術劇場大ホール

チケット情報:
https://w.pia.jp/t/bonnie-and-clyde/

公式サイト:
https://www.tohostage.com/bonnie_and_clyde/