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寺尾聰を“親父”と慕うディーン・フジオカ、「父と僕の終わらない歌」に出演

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「父と僕の終わらない歌」より、亮一役のディーン・フジオカ

寺尾聰と松坂桃李が共演する映画「父と僕の終わらない歌」の予告編が到着。あわせてディーン・フジオカの出演が明らかになった。2016年放送のドラマ「喧騒の街、静かな海」で寺尾と親子役で共演したフジオカは「“親父”に久しぶりに会いにいくか!という感じでした」とコメントを寄せている。

サイモン・マクダーモットの同名ノンフィクションを原案とする同作。神奈川・横須賀を舞台に、アルツハイマー型認知症の父が、若き日にあきらめたレコードデビューの夢を叶えるため奮闘するさまが描かれる。楽器店を営みながら地元のステージで歌声を披露してきた哲太を寺尾、父を信じて支え続けた息子の雄太を松坂が演じ、佐藤栞里、副島淳、大島美幸(森三中)、齋藤飛鳥、三宅裕司、石倉三郎、佐藤浩市(友情出演)、松坂慶子もキャストに名を連ねる。

フジオカは雄太のパートナーで、彼の背中を押すミュージシャンの亮一に扮した。出演が決まった直後に寺尾から連絡が届いたそうで、フジオカは「“息子へ”というタイトルで熱いメールをいただきました」と述懐。「『会えるのを楽しみにしている』、『今回出てくれてありがとう』と親父からメールが来て、自分も本当に心から、久しぶりにお会い出来るのを楽しみにしていたので、現場で久しぶりに再会して嬉しかったです」と語った。

佐藤栞里がナレーターを務めた予告編には、サンバダンサーに囲まれた哲太が楽しそうに踊る姿や、パブで「乾杯!」と音頭を取る破天荒な一幕を収録。少しずつ記憶が薄れていく彼を支える周囲のキャラクターや、「記憶をなくしても、愛は残る」というテロップも映し出される。寺尾が歌唱する「Volare」を聴くこともできる。

「ちはやふる」シリーズの小泉徳宏が監督を務めた「父と僕の終わらない歌」は、5月23日に全国で公開。

ディーン・フジオカ コメント

オファーをいただいた時は、“親父”に久しぶりに会いにいくか!という感じでした。コロナもあり、寺尾さんとはだいぶご無沙汰になってしまっていたので、この映画があったお陰ですごくいい機会をもらったなと思いました。
出演が決まった後すぐに、“息子へ”というタイトルで熱いメールをいただきました。「会えるのを楽しみにしている」、「今回出てくれてありがとう」と親父からメールが来て、自分も本当に心から、久しぶりにお会い出来るのを楽しみにしていたので、現場で久しぶりに再会して嬉しかったです。
前回の共演以来、食事に連れていってもらったり寺尾さんのライブにお邪魔したり、メールのやりとりをさせてもらったり。毎回すごく色々なことを教えてもらっていて、「かっこいいなぁ」と、いつも親父の背中を見ているような感じです。今回も楽屋で俳優部みんなを包むような包容力や、久しぶりに親父のでっかいハートを、大きな包み込むような愛を感じました。
人生を込めたこの作品、ご家族と、お友達と、是非劇場でご覧ください。

©2025「父と僕の終わらない歌」製作委員会