アカデミー脚色賞「教皇選挙」監督が礼拝堂のセットへのこだわりを語るメイキング映像
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「教皇選挙」メイキング写真
第97回アカデミー賞で脚色賞を受賞した映画「教皇選挙」より、監督を務めたエドワード・ベルガーのインタビューとメイキングを収めた特別映像が到着した。
全世界に14億人以上の信徒を有するカトリック教会の最高指導者にして、バチカン市国の元首であるローマ教皇を決める教皇選挙(コンクラーベ)を題材にした本作。前教皇の死去を悲しむ暇もなくコンクラーベを執り仕切ることになったローレンス枢機卿役でレイフ・ファインズが主演を務め、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、イザベラ・ロッセリーニらも出演した。
投票の舞台・システィーナ礼拝堂をはじめとする大規模なセットは、イタリア・ローマのチネチッタ撮影所に建設された。ベルガーはセットの制作にあたり、光と闇、男と女、伝統とモダンといった対照的な要素を巧みに表現するため、照明の加減にこだわったという。
このたびYouTubeで解禁された映像には、システィーナ礼拝堂が造られていく様子が映し出されるほか、ベルガーの「過去の教会映画とは違うものにしたかった。本作の精巧に再現された世界を感じてほしい。きっと建築美とその世界観に引き込まれる」というコメントが収録された。
「教皇選挙」は3月20日に東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。
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