雷神号が2025年を駆け抜ける！テノヒラサイズ×後藤ひろひと「止まれない12人」

テノヒラサイズ 20thPerformance「止まれない12人」が3月27日から30日まで大阪・ABCホールにて上演される。

これは2020年に上演予定だった、テノヒラサイズの第20回公演。1998年に初演された後藤ひろひとの「止まれない12人」を、ABCホールにて上演する。

時は西暦20XX年、西鹿児島から青森までを1本でつなぐ新幹線“雷神号”が開通した。その完成を披露するプレミアム試乗会に、11人の乗客が乗り合わせることになり……。

作・演出を手がける“車掌”の後藤は、上演に向け、「新幹線から食堂車が無くなった。電話呼び出しサービスが無くなった。電光掲示板ニュースが無くなった。ワゴンサービスによる車内販売が無くなった。喫煙席が無くなりついには喫煙ルームも無くなった。いっぱい無くなって、かわりに増えたのはWi-Fiと荷物ロッカーだけだ。たどり着いてみた未来は案外退屈なものだった。だから！ 今日という日に合わせたりせず、1998年に夢見て描いた未来の列車をそのまま走らせる事にした！ あの頃ワクワクしながら執筆した時速500kmの超新幹線『The Supreme Express 雷神号』を2025年にそのまま暴走させてみたくなった！ くれぐれもお気をつけてご乗車下さい！」とコメントした。

出演者にはあだち理絵子、川添公二、木内義一、湯浅崇、ウーイェイよしたか、桂吉弥、蟹々々エミ、亀山貴也、近藤輝一、坂口修一、早川丈二、山本香織、そして後藤が名を連ねた。