石川野乃花が摂食障害に苦しむ大学生演じた「渇愛」公開、監督は岩松あきら
映画
ニュース

「渇愛」ポスタービジュアル
アイドルグループ・Symdolickの元メンバーである石川野乃花が主演を務めた映画「渇愛」が、5月16日より東京の池袋シネマ・ロサ、大阪・第七藝術劇場、愛知・シネマスコーレ、刈谷日劇ほか全国で順次公開される。
本作では、摂食障害に苦しむ大学生・早紀の焦燥と孤独、そして彼女を案じる家族の思いがつづられる。若者が直面する外見至上主義(ルッキズム)やメディアの影響といった現代の問題を描き出す作品だ。監督・プロデューサーを担当したのは、元小学校教師の岩松あきら。教え子の実話をもとに、入所施設でのリアルな出来事などを表現した。
石川が早紀を演じたほか、新藤栄作、大島葉子、かとうむつみ、火田詮子、高橋慎祐、獅子見琵琶、大路絢かが出演。脚本は清水雅人が執筆した。今回の発表に際し、石川は「これまでの自分をすべて捨て去る覚悟で、心も体も限界まで追い込みながら、この作品と向きあったのでスクリーンに映るのは、きっと新しい私です。ぜひ劇場で、私の覚悟と魂の叫びを感じていただけましたら幸いです」、岩松は「観る者の心に深く問いかける、衝撃のラスト。私たちの12年間の情熱を、ぜひ劇場で体感してください」とそれぞれコメントした。
なお「渇愛」の配給はラビットハウスが担う。
石川野乃花 コメント
この映画の物語を初めて伺ったとき、その壮絶な内容に思わず震えてしまいました。アイドルとして活動している私にとって、この作品に出演することは、とても大きな決断でした。しかし、女優として、そして表現者として、さらに高みを目指したい──その強い想いが、私の背中を押してくれました。
これまでの自分をすべて捨て去る覚悟で、心も体も限界まで追い込みながら、この作品と向きあったのでスクリーンに映るのは、きっと新しい私です。ぜひ劇場で、私の覚悟と魂の叫びを感じていただけましたら幸いです。
岩松あきら コメント
元教師の私が教え子の苦しみから着想を得て、12年の歳月をかけて完成させた「渇愛」。摂食障害をテーマに、地方都市から世界へ発信する、魂を込めた作品です。観る者の心に深く問いかける、衝撃のラスト。私たちの12年間の情熱を、ぜひ劇場で体感してください。