リリー=ローズ・デップ主演『ノスフェラトゥ』日本版予告&メインビジュアル公開
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『ノスフェラトゥ』ポスタービジュアル (C)2024 Focus Features LLC. All rights reserved.
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リリー=ローズ・デップ主演の映画『ノスフェラトゥ』の日本版予告編とメインビジュアルが公開された。
本作は、『ウィッチ』『ライトハウス』『ノースマン 導かれし復讐者』などで知られるロバート・エガース監督の最新作で、監督が幼少期に夢中になったF・W・ムルナウ監督のサイレント映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922)に独自の視点を入れた作品だ。
撮影に必要な演出のために、キャンドルの明かりが必要となれば適したカメラレンズを使用、スタジオには当時の建物を研究した約60ものセットを組み、本物のねずみ約2000匹を使って撮影をするなど、“本物”にこだわった映像は世界各国でも高い評価を受け、本年度のアカデミー賞では撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4部門にノミネートされた。
物語は不動産業者のトーマス・ハッターが、仕事のためオルロック伯爵へ会いに行くところから始まる。トーマスが不在中、彼の新妻エレンは夫の友人宅で過ごすが、ある時から夜になると夢の中に現れる得体のしれない“彼”の幻覚と恐怖感に悩まされるようになる。時を同じくして、夫のトーマス、そしてエレンが滞在する街に様々な災いが起こり始めていく。
夜な夜な夢の中で、正体の分からない“彼”に怯える主人公・エレンを演じるのはジョニー・デップの娘、リリー=ローズ・デップ。また、オルロック伯爵は、『IT/イット』シリーズのペニーワイズ役で世界中を恐怖に陥れたビル・スカルスガルドが演じた。さらに、今作でロバート・エガース監督とは3度目のタッグとなるウィレム・デフォーが、エレンを治療するフォン・フランツ医師を、エレンの夫・トーマスをニコラス・ホルト、トーマスの友人・フリードリヒをアーロン・テイラー=ジョンソンが演じるなど、豪華な俳優陣が名を連ねた。
日本版予告は、毎晩夢に現れる正体不明の“彼”の幻覚に襲われるエレンの悲鳴から始まる。トーマスや医師のフォン・フランツらが、彼女を救おうと闇に立ち向かう姿が映し出されるが、次第に街にも“彼”の影が忍び寄り、様々な災いが起こり始める。やがて死を感じるほどの恐怖を募らせたエレンは、彼女自身では制御できない力に取り憑かれていく。
映像の最後で、“彼”と対峙したエレンの「準備はできてるわ」という一言は、一体何を意味するのか。未だその全貌は謎のままだが、エガース監督が思わず涙したというほど役に憑依したリリー=ローズ・デップの怪演と、恐ろしくも美しいゴシックの世界に魅了される映像となっている。
『ノスフェラトゥ』予告編
<作品情報>
『ノスフェラトゥ』
5月16日(金) 公開
公式サイト:
https://www.universalpictures.jp/micro/nosferatu
(C)2024 Focus Features LLC. All rights reserved.
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