綾瀬はるか主演ドラマ「ひとりでしにたい」新キャストは佐野勇斗、國村隼、松坂慶子
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佐野勇斗
綾瀬はるか主演のドラマ「ひとりでしにたい」の新たな出演者が発表され、佐野勇斗(M!LK)、國村隼、松坂慶子が出演するとわかった。
カレー沢薫のマンガをもとにした同作の主人公は、一人暮らしを楽しむ山口鳴海。憧れていた伯母の孤独死をきっかけに、焦って婚活を始めるも撃沈した鳴海が、「結婚すれば安心って昭和の発想ですよね?」との同僚の言葉をきっかけに、婚活ではなく「終活」を考えるようになる。綾瀬が鳴海に扮した。
佐野は鳴海の同僚で都庁から出向したエリート・那須田優弥役に起用された。婚活を始めた鳴海を煽るが、実は彼女に好意を寄せている人物だ。終活事情や孤独死になぜか詳しいが、それには生い立ちが影響しているという。
そして國村と松坂は鳴海の両親・山口和夫役、山口雅子役を担う。和夫は昭和の頑固オヤジだが新しい価値観に触れて少しずつ変わっていき、雅子は家族に内緒で“ある事”を計画中のキャラクターだ。
新キャストの発表にあわせて、演出家からコメントが到着した。石井永二は「ドラマを観たおひとり様が思わず笑顔になる、そんな終活コメディーをチーム一丸となって目指します」、小林直希は「主人公の姿を通して、土曜の夜を明るく彩れるよう、スタッフ・キャストの皆様と全力で挑んでいきます」、熊坂出は「原作に倣ってユーモアたっぷりに本作を皆で届けます」とつづった。
「ひとりでしにたい」は、NHK総合で6月21日に放送スタート。脚本は連続テレビ小説「あさが来た」や「映画 ひみつのアッコちゃん」の大森美香が執筆した。
土曜ドラマ「ひとりでしにたい」
NHK総合 2025年6月21日(土)スタート 毎週土曜 22:00~22:45
※全6回
※毎週火曜 24:35~25:20に再放送
石井永二 コメント
時代の風潮の中で“生きづらさを押し付けられる”おひとり様がたくさんいる。原作を読んで改めて気付かされました。未婚者への偏見に苦しむ女性、昭和の価値観を煙たがられる父親、女性蔑視で人生を制限された母親、毒親のモラハラで自己肯定感を持てない青年。「人間がいる限り差別や偏見は無くならない」とも言われますが、ドラマを観たおひとり様が思わず笑顔になる、そんな終活コメディーをチーム一丸となって目指します。
小林直希 コメント
この物語は、「終活」を皮切りに、現実社会のさまざまな“リアル”を描き出します。綾瀬さん演じる主人公は、誰もがどこかで直面したことのあるその“リアル”に、もがきながらもポジティブに、エネルギッシュに向き合っていきます。そんな主人公の姿を通して、土曜の夜を明るく彩れるよう、スタッフ・キャストの皆様と全力で挑んでいきます。
熊坂出 コメント
長台詞が吹き荒れるドラマ! 俳優達が、様々な気持ちに突き動かされ沢山の言葉を吐き出します。感情の表現はどんなものであれ赤ちゃんがオギャアと泣くような印象を与えますが、この社会に鬱屈した切実な本音を代弁するには相応の熱量が必要なのだと思います。原作に倣ってユーモアたっぷりに本作を皆で届けます。